【スリング徹底解説】クライミングで必要な知識と使い方!用途別おすすめスリング14選
鎖場の通過で自分を確保したり、クライミングでの必須装備と言えば、スリングです。しかし、種類が多すぎて何を選べば良いのか分からない人も多いです。とりあえずお店の人から言われるままに買ったり、なんとなく買った物を持ち続けたりしがちです。
この記事では、スリングの基礎知識から実践的な使い方まで徹底解説します。現場で培ったスリングの知識と経験を出し惜しみしていません。この記事を読むと、自分の使い方にマッチしたスリングを選べます。コストを重視する場合はナイロンスリングを、クライミングで使うならダイニーマスリングを選びましょう。
■簡易ボディハーネスにするなら、幅広のナイロンスリング。
■沢登り・雪山で使うなら、濡れても強度低下が低いダイニーマ。
■大量にスリングを持つなら、コンパクトなダイニーマ。
■終了点の構築には、衝撃吸収するナイロン。
スリングの基礎知識を7つ解説
スリングの基礎知識について詳しく解説します。
ソウンスリングとは?輪っか状になったスリングのこと

輪っか状(ソウンスリング)のスリングのことです。素材は主にナイロンとダイニーマがあります。クライミングでの使用に耐えられる強度(最大22kN)がある点が特徴です。強度はタグに記載されているので確認しましょう。
ナイロンとダイニーマの違いと用途
ナイロン製スリングは幅が太く、かさばる



ナイロン製スリングはダイニーマに比べて幅が太くて安価な点が特徴です。衝撃吸収性もあるのでクライミングの支点構築に向いてます。濡れたり凍ったりすると強度低下が大きいので沢や雪山には向いてません。ナイロンスリングには織り方が2種類あります。
■中空タイプ
とてもしなやかなのが特徴です。一般的なのはこちらです。
■平織タイプ
とても硬いのが特徴です。丈夫なので、クライミングの支点構築にも。
講習会などで使われる簡易ボディハーネスを作るなら中空タイプのナイロンスリングがおすすめです。幅が広くしなやかな方が身体に対してダメージが少ないからです。
ダイニーマ製は細くてコンパクト、軽い


ダイニーマ製品は幅が細く、コンパクトな点が特徴です。細くてコンパクトなので、大量にスリングを持つ場合に向いています。濡れたり凍ったりしても強度低下は低いので、沢や雪山に向いています。結び目による強度低下が大きいので支点構築にはあまり向いてません。
白色の部分がダイニーマで、色のついた所はナイロンです。ダイニーマをメインとして、ナイロンを混紡した物が一般的なダイニーマスリングです。
素材の名前と特性を解説
スリングの素材には、主にナイロンとダイニーマ、アラミドの3種類が使われています。それぞれメリットとデメリットがあります。2種類の素材を使ったスリングもあります。それぞれの素材的特性をご紹介します。
- ナイロン
- ・伸縮性がある(15%)
・融点が255度と高い
・吸水しやすい。吸水すると強度が下がる
・耐摩耗性が低い(岩角などに弱い) - ダイニーマ(UHMWPE:超高分子量ポリエチレン)
- ・伸縮性が無い(3.5%)
・融点が140度と低い(プルージックなどの使用で表面が溶ける可能性が高い)
・ほとんど吸水しない。
・耐摩耗性が強い(岩角などに強い) - アラミド(テクノーラ、ケプラー)
- ・伸縮性が無い(2.5%)
・融点が500度と非常に高い。
・ほとんど吸水しない。
・耐摩耗性が非常に強い(ダイニーマより強い)
プルージックなどでスリングを使いたいなら、ダイニーマは使ってはいけません。最低でもナイロンか、アラミド繊維が使われた物を使用しましょう。表面はアラミド、芯にダイニーマを使ったスリングがあるのは、お互いのメリットを掛け合わせた結果です。編み方や混紡比率でスリングのしなやかさが異な点には注意が必要です。(参考:Periodic Inspection of Fall Protection PPE: VAX014)
スリングの長さは、輪っかの状態での長さのことをいう

「120cmのスリング」というのは、輪っかの状態での長さのことを言います。長さはだいたいです。120㎝と表記してあっても、測ると115cmしかないスリングもあります。
スリングの寿命は明確に決まってないけど、目安はある


スリングには明確な寿命は決まってません。使い方によっては数年持つこともあれば、使用一発でダメになる事もあります。使用前に自分で点検をする必要があります。新しいスリングと古いスリングでは、色が全然違うのが分かります。
全体的に毛羽立ちが目立ち始めたり、目に見えてダメージを負ってたりしたら買い替えの時期です。タグに記載された製造年月日も1つの指標になります。スリングの取り扱い説明書に耐用年数も書いてありますが、あくまで目安としましょう。
強度はタグを見てしっかりと確認しておこう


強度はタグに書いてあるのでしっかりと確認しておきましょう。基本的にソウンスリングは22kN(大体2.2トンの重さに耐えれる)の強度があります。スリングによっては15kNなどもあります。
ナイロンロープをダブルフィッシャーで結んだ自作スリングは、6mmのロープで7.5~10kN程度の強度しかありません。用途としては、懸垂下降の捨て縄や、プルージック程度に限定されます。
スリングを使用する際の注意点を3つ解説
スリングとロープだけの使い方に注意する

初心者などは懸垂下降などでやっちゃいがち?なミスですね。 スリングに直接ロープをかける使い方は絶対にNGです。ロープとの摩擦でスリングが破断します。カラビナを使いましょう。ダイニーマは融点が低いので、体重をかけて摩擦を与えると破断します。
油性マジックでのマーキングには注意が必要


スリングやロープに油性マジックで名前を書いたり、マーキングするのはNGです。油性マジックに含まれる有機溶剤がナイロン製品にダメージを与える可能性があるからです。スリングやクライミングロープにマーキングをする場合は、ロープマーカーを使いましょう。
スリングやロープの洗浄には専用の洗剤があります。ロープやスリングは中性洗剤(薄い石鹸など)で手洗いをするだけでも綺麗に出来ます。ペツルの取扱書やマムートのHPに記載されてます。紫外線はナイロンを劣化させるので、手洗いをした後は陰干しをしましょう。
スリングを首にかけてはいけない


スリングを首掛けにするのは絶対NGです。滑落した場合などにスリングが何かに引っ掛かると首を絞めます。
現場で使いやすい、スリングのまとめ方3選



スリングの携行方法は3つあります。名前は僕が適当に付けましたが「巻き巻き方式」「織り込み方式」「肩掛け方式」とします。
たすき掛け方式:クライミング中などにおすすめ

クライミング中に120cmスリングを回収した時は、一時的にたすき掛けする方式がおすすめです。スリングを再度使うときは、カラビナを外して引っ張るだけで使えるので便利です。60cmスリングはたすき掛けしにくいからと言って、首掛けにするのは絶対NGです。
2006年に、アイスクライミングでたすき掛けにしたスリングで事故が起きています。墜落した際に、根本まで入らなかったアイススクリューにたすき掛けしたスリングが引っ掛かったという事故でした。リスクを知って適切に使用しましょう。
巻き巻き方式:簡単に素早くまとめられる





巻き巻き方式はスリングをまとめるのが簡単です。 ただし、両手が必要なので落ち着いたときにやる必要があります。最初のひねりを入れないとカラビナが落っこちちゃうので注意が必要です。240cmなどの長いスリングは、②の時にもう一ひねりすると簡単にまとめられます。


巻き巻き方式は、しっかり巻いておかないとスリングがバラけます。クライミング時や下山時に足が引っ掛かり危険なので注意しましょう。
織り込み方式:見た目もすっきりする





織り込み方式は、織り込むのに時間がかかります。使う時はすぐに解けます。巻き巻き方式みたいにバラけたりしません。織り込み方式でハーネスにぶら下げておいて、登ってる最中に使ったスリングは巻き巻き方式でまとめる方法もおすすめです。
クライミング時のスリングでの「中間支点構築方法」
アルパインクライミングでは、中間支点としてスリングが多用されます。クライミングでの使用方法について解説します。
ロープの流れを良くするためにスリングを使う



二つ目の支点でロープが屈折しているのが分かります。屈折はロープの摩擦を強くします。リードで登る人は、登りたいのにロープに引っ張られる(ロープが重い)状態になります。二つ目の支点を長いスリングに変更するだけで、ロープの流れが良く(ロープが軽い)なります。
スリングの巻き方による強度低下を検証した結果

▲引用元:HowNOT2 Youtube

▲引用元:HowNOT2 Youtube

引用元:HowNOT2 Youtube
沢登りや雪山、マルチピッチクライミングの終了点などで、スリングを木に巻き付ける機会は多いです。終了点に木がある場合は、自然保護の観点からもボルトを打ってない場合がほとんどです。
リードクライマーが落ちた時に支点に掛かる負担は4~6kN程度です。ツーバイトとラウンドターンは56kNと十分な強度です。セッティングの速さと簡単さを考えると、ツーバイトかラウンドターンがおすすめです。ガースヒッチは使い方を間違えなければ良いです。
スリングを使った木での中間支点の取り方


クライミングや沢・雪山では、立木にスリングを巻いて支点とする場面が多いです。注意したいのは、巻き付ける木の太さによってスリングの長さを適切にする点です。右の写真のように120cmスリングで長い支点を作ってしまうと、フォールした際に落下係数が大きくなる可能性があります。ロープの流れを重視する場合には有効です。



ガースヒッチで木に巻き付けるなら適切な長さになるように配慮が必要です。ツーバイトは緩んでしまう事があるので長さに余裕があるならラウンドターンがオススメです。
ガースヒッチは折り返し方の違いでスリングの強度が変わります。 黄色スリングの折り返し方で強度は約14kNまで耐えられます。右の白いスリングの折り返しでは強度が約8kNまで低下します。 引用:山口県消防の資料
クライミング時のスリングでの「終了点構築方法と注意点」
終了点構築方法は現場で自分で判断しないといけません。マルチピッチ向け終了点の一例をご紹介します。クライミングでの終了点構築には、基本的には衝撃を吸収するナイロンが良いです。しかし、ダイニーマでも使用方法によっては十分に衝撃に耐えられます。
流動分散:終了点の基礎的知識として必要


流動分散は、簡単に作れて、荷重方向の変化への対応ができます。片方の支点が外れた際に、残った支点に大きな衝撃がかかるので、終了点としては主流ではありません。終了点の構築方法のための基礎知識として流動分散は必要です。
クアッドアンカー:便利だけど長いスリングが必要


クアッドアンカーシステムは固定分散と流動分散の良いとこどりです。カラビナが動くので、荷重の方向が自由に変えられます。ギアの受け渡しに便利で、マルチピッチ向けの終了点です。デメリットは240cmのスリングが必要な点と、携行時にすこしかさばることです。
インクノット:素早く固定分散できる

流動分散をしてからインクノットすると、適切な固定分散をスピーディーに作れます。解きやすい点もメリットです。作り方がややこしい点と、荷重方向の変化に対応できない点がデメリットです。
流動分散とオーバーハンド:最もおすすめ


流動分散してからオーバーハンドノットは、流動分散と固定分散の良いとこどりです。荷重方向に対応でき、片方の支点が外れても残った方にそれほど大きな衝撃はかかりません。オーバーハンドノットが支点から遠いほど、片方の支点が外れた場合の衝撃が少なくなります。しかし、流動分散の利点が減るので、結び目の位置はよく考える必要があります。
危険な終了点の例:スリングの角度は60度以下に

▲支点とスリングの角度による、支点に対する荷重。
左は60cmスリング、右は80cmスリングを使っています。 60cmスリングのほうが、やや角度が急なのが分かります。スリングの角度によって、支点に掛かる荷重が変わります。短いスリングを使うと、スリングの角度が広がり、支点への荷重が増えて危険です。長めのスリングを使う事で解決します。長すぎるとビレイデバイスなどの操作がし難くなるので適切な長さを選びましょう。
長さ別のおすすめの使い方
スリングは、30~240cmの長さがあります。用途別に、おすすめの使い方をご紹介します。
- 30cm:用途は限られます。僕はスノーバーのラッキング用に使っています。
- 60cm:アルパインヌンチャクを作るのに最適。
- 80cm:30cm間隔の平行ピンで終了点を作る際におすすめ。
- 120cm:中間支点や沢登りでのお助け紐など、多用途。
- 180cm:終了点の構築やクアッドアンカーに便利。
- 240cm:終了点の構築に便利。
僕がマルチピッチに行く際は、60cmを4本、80cmを1本、120cmを3本、240cmを1本持って行くことが多いです。
「ダイニーマは結んではいけない」を検証する
ダイニーマスリングを結ぶとナイロンよりも破断しやすいです。しかし、使い方によっては十分強度があるので解説します。
ダイニーマを結んだ際の強度低下について
▲引用:DMM社HP HowToBreakNylon&DyneemaSilng
ナイロンとダイニーマを、どのくらいの衝撃で切れるかテストした結果です。ピンク部分が破断した所です。ダイニーマ10mmはナイロン16mmに比べて破断しやすいことがわかります。ダイニーマは結び目を作ると10kN以上の衝撃でほぼ破断します。ナイロンはダイニーマほど衝撃がかかっていないので、衝撃を吸収していることがわかります。
カラビナにスライドする力が加わるとダイニーマでも破断しにくい
▲引用:DMM社HP
衝撃荷重がかかった時に、カラビナにスライドする力が加わるとダイニーマでも破断しにくいテストの結果です。Overhand KnotとCloveHitchesの結び目の時は、ダイニーマは破断(Sling brke)したり融解(melting)していますが、SlidingXだと破断も融解もしていません。
DMM社が行ったテストの結果から、ダイニーマはカラビナを結んで固定する使い方がNGだということがわかりました。
フォールした際に支点にかかる衝撃荷重について


落下した際に、支点・ビレイヤー・クライマーに対する衝撃(kN)をテストした結果です。落下率1(F=1)の場合では、支点に対する1番大きな衝撃荷重でも6kN程度だという事が分かります。 ビレイヤーとロープが衝撃を吸収するからですね。DMM社は10kN以上でのテスト結果が多いですが、現実的には10kN以上は起こりにくいことがわかります。
マルチピッチでは、支点・ビレイヤー・クライマーに大きな衝撃を与えないために、1ピン目を早く、強固に取ることが大事です。詳しくは以下の記事で解説しています。
>>クライミングロープのおすすめと選び方【ダブルとシングルの違いとは?】
ボルト支点の信頼度の見分け方



適切にスリングで支点を作ったとしても、ボルト支点が抜けたら意味がありません。岩場で使われているさまざまな支点について、以下の記事で解説しています。
>>クライミングのボルトの支点や種類について図解解説!信頼できる支点とは?
スリングの保水による重量変化と凍結の違い
ダイニーマは保水せず、ナイロンは保水すると言われています。具体的にどの程度保水し、影響があるのかを解説します。
乾燥状態と保水状態の重量変化の実験




実験方法は、乾燥状態を測ったあとに水にぬらして、軽く絞って再計測しました。吸水率(乾燥重量に対してどのくらい吸水したか)については、ダイニーマもナイロンもほぼ変わらない事が分かりました。ただし、水に濡れても総合的に軽いのはダイニーマです。具体的には以下のとおりです。
| 乾燥時 | 保水時 | 吸水率 | |
|---|---|---|---|
| ナイロン 120cm | 89g | 141g | 58% |
| ダイニーマ 120cm | 37g | 59g | 59% |
| ナイロン 60cm | 45g | 65g | 44% |
| ダイニーマ 60cm | 20g | 29g | 45% |
| ダイニーマ100% 60cm | 19g | 29g | 53% |
| ナイロン平織り 80cm | 75g | 123g | 64% |
凍った状態の使いやすさの実験


スリングを水に浸して、冷凍庫で一晩寝かせて凍らせる実験を行いました。 冬山を想定しています。冷蔵庫で凍らせたスリングをぶら下げてみました。ダイニーマもナイロンもガチガチに凍っています。


均等の重り(クイックドロー)をぶら下げてみました。ナイロンはガチガチですが、ダイニーマはすぐに解けました。テックウェブスリングも解けるまで少し時間がかかりました。一番硬く凍っていたのはナイロンの平織です。ダイニーマとナイロンが混紡されたスリングと、ダイニーマ100%のスリングに差は感じられませんでした。
ナイロンもダイニーマも凍りますが、凍ってもすぐに使えるのはダイニーマです。雪山に行くならダイニーマがおすすめです。
おすすめスリング14選【用途によって選ぶ】
アルパインやクライミングに行かれる方には、安価なダイニーマスリングがおすすめです。スリングは数が多く必要なので、安い方が財布に優しいです。長さによりスリングの色も合わせたいので、同じメーカーの物を買いましょう。スリングは消耗品なので、安価だと買い替えやすいです。以下に紹介するスリングは、一流のクライミングメーカーのスリングなので、品質は問題ありません。
プルージックやフリクションヒッチで使えるスリングを以下にご紹介します。
![]() ベアール/ジャミー | スターリングロープ/ホローブロック2 | ![]() エーデルワイス/プルージックロープ | |
| おすすめポイント | しなやかで扱いやすい。細いロープにも対応。 | 中空構造によりグリップ力が高い。7mm以上のロープで使用可能。 | 外皮と芯の伸び率が同じなので、締めやすく動かしやすい。 |
| サイズ(cm) | 35,60 | 約35,50 | 量り売り |
| 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ブラックダイヤモンド/10mmダイネックスランナー
ブラックダイヤモンドの「ダイネックスランナー」は安価で高品質です。長年使ってますが、耐久性もあり安心して使えます。アルパインヌンチャク用に60cmを4本、立木などの中間支点用に120cmを4本ぐらい持っておくと安心です。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 30,60,120,180,240 |
エーデルリッド/ダイニーマスリング8mm

左が8mm、右が10mmです。8mmと少し細いダイニーマスリングです。コンパクトさと軽量さを求める方におすすめです。ハーケンのホールが岩と干渉して小さくなった場合などは、細いスリングが役立ちます。わずかな差ですが、触った時の感触は細い方がしなやかです。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 30,60,90,120,180,240 |
マムート/コンタクトスリング8mm
スリングのつなぎ目の段差が無いので、スムーズな操作ができるスリングです。つなぎ目に荷重をかけても良いわけではないので、注意が必要です。値段は高いので、余裕がある方におすすめです。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 60,120,180 |
ベアール/10mmダイニーマスリング
とにかく安価なダイニーマスリングです。ブラックダイヤモンドと比べて、多少毛羽立ちやすい気もします。値段が安いのでそう思うだけかもしれません。安く数を揃えたい方におすすめです。240cmなどの長いスリングをベアールにしておくのも良いですね。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 60,120,180,240 |
ブルーアイス/アルパインランナー
これまでのスリングとは異なった製法のスリングです。中の芯はダイニーマで、外皮がポリエステルです。ダイニーマのデメリットである「紫外線への弱さ・融点の低さ」を外皮のポリエステルで克服しています。終了点で使うなら110cmか90cmがちょうど良いです。


ブルーアイスのアルパインライナーはロープのような操作感で扱いやすいです。見た目はダイナミックロープのようですが、ナイロンロープのように衝撃は吸収しないので注意が必要です。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 35,55,90,110 |
ブルーアイス/ミッションライト
8mm幅の超軽量スリングです。耐摩耗性に優れた超高分子ポリエチレンを使用。チューブラー構造なのでしなやかです。ダイニーマとナイロンをバランスよく編み込むことで耐久性も上がりました。


| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 60,120,180 |
ロックエンパイア/12mmダイニーマスリング
マルチピッチの支点構築にオススメです。ダイニーマとナイロンの絶妙な混紡です。ナイロンにしては細く、しなやかで結びやすいです。デメリットは冬や沢にはやや不向きという点です。終了点で使うなら長さは80cmがおすすめです。終了点のボルト間隔は強度確保の為に、大体30cm離れています。30cm離れた支点での終了点構築は、80cmがちょうど良いです。


| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 30,60,80,150,180,240 |
ロックエンパイア/20mmオープンスリング
講習会などでまず教えてもらえるのが簡易ボディハーネスです。おすすめは「ロックエンパイアの20mmオープンスリング」です。幅広なので身体に巻いても痛くなりにくいです。非常にしなやかな点も良いです。簡易ボディハーネスにするなら、150cmがオススメです。小柄な女性は120cmでも大丈夫です。デメリットは、吸水率が高いので雪や沢では使いにくく、幅広なので収納はかさばる点です。



| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 60,80,120,150,180,240 |
ベアール/16mmチューブラスリング

とにかく安くスリングをお求めの方におすすめです。少し堅いですが、さまざまな用途に使えます。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 60,120 |
BD/18mmナイロンランナー
しなやかで、クライミング全般でオールラウンドに使えるナイロン製ランナーです。幅広で耐久性に優れます。キャメロットと同じカラー順を採用しており、目視で素早くサイズを選べます。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 30,60,120,180,240 |
メトリウス/ダイナミックオープンスリング
ダイナミッククライミングロープを素材に使用したスリング。通常のスリングに比べ衝撃吸収性能が高いので、墜落時は支点やプロテクションへの負担を軽減します。
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 25,60,120 |
ベアール/ジャミー
プルージックやマッシャーなどフリクションノットに最適なプルージックコード。懸垂下降のバックアップ、自己脱出、固定ロープのオートブロック、レスキューはもちろん、ソウンスリングの規格に適合しているのでビレイアンカーやランナーとしても使えます。しなやかで扱いやすく、細径ロープにもしっかりとグリップ。外被には耐熱性に優れるポリアミド、芯には強靭なテクノーラ®アラミドを使用。繰り返しの屈曲や摩耗に強く、アルパインクライミングやマルチピッチルートで重宝します。


ロープに結ぶときに必要なプルージックの巻数(35cm/60cm):
・ロープ径が7.3mm~8.1mmの場合、3巻
・ロープ径が8.1mm~10mmの場合、2巻
ロープに結ぶときに必要なマッシャーの巻数(60cm):
・ロープ径 7.3m~8.1mmの場合、マッシャーは推奨できません
・ロープ径8.1mm~8.6mmの場合、6巻
・ロープ径8.6mm~10mmの場合、5巻
※35cmはマッシャーに非対応
| 強度 | 22kN |
| サイズ(cm) | 35,60 |
スターリングロープ/ホローブロック2
ベストセラーのフリクションヒッチとオートブロックが、より強力なアラミド繊維を採用して再設計されました。6.8mmのHollowBlock2は、100%テクノーラ®繊維で作られており、耐摩耗性と耐久性が向上しています。独自の中空構造によるグリップ力は、7mm以上のロープのプルージックノットやクレムハイストノットに使用できます。
| 強度 | 14kN |
| サイズ(cm) | 35(13.5インチ),60(19インチ) |
エーデルワイス/プルージックロープ
レスキューでの引き上げや、セルフレスキュー等でも重要な役目を果たすプルージックロープです。外被と芯の伸び率が同じように計算されていて、締めやすく、動かしやすいのが特徴です。
| 強度 | 7.2kN(6mm),9.8kN(7mm) |
| サイズ(cm) | 計り売り |
まとめ
おすすめは、安価で高品質なダイニーマスリングです。使い方を誤らなければ、オールマイティに使えます。スリングは消耗品なので、安価だと買い替えしやすいです。メーカーによってスリングの色は異なるので、同じ長さのスリングは同じメーカーのものを購入しましょう。

スリングとセットでカラビナも必要です。カラビナは種類が非常に多く、選び方で迷う方も多いです。こちらの記事では、クライミングで失敗しないカラビナの選び方を解説しています。
>>クライミング用カラビナを徹底解説【登山でも使えるオススメ18種類】
外岩クライミングに挑戦したいけど、何から始めればよいのかわからず迷っている方もおられます。必要な知識や準備するクライミングギアは多いです。以下の記事では、これから外岩クライミングを始める方のために、必要なことと物を網羅的に解説しています。
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僕はアルパインが好きです。アルパイン人口を増やしたくてブログを書いてます。アルパインクライミングを始めてみたい方には以下の記事がおすすめです。
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映像でアルパインやクライミングの世界を楽しみたい方には以下の記事がおすすめです。クライミングの映画は面白くない物が多いですが、面白い映画をピックアップしました。無料で見られる方法を解説しています。
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スターリングロープ/ホローブロック2
