ダブルロープとかツインロープとかシングルロープとか・・・違いなんてよく分からないですよね。
なんとなく太さやメーカーで決めてしまうのがクライミングロープ。
値段が高いし、そんなに短いスパンで買い替えるものでもないし、失敗はしたくない。
そんな悩みをお持ちではないですか?
現場で培った知識と経験を出し惜しみなく解説しているので、クライミングロープについてかなり詳しくなれちゃいます!詳しいプロフィールはこちら
このブログを読むと、クライミングロープの選び方の基準、見るべき項目が分かるようになります!
外岩・インドア・マルチ・沢・雪山それぞれでのロープ選びの基準が分かるようになります!
■マルチで使うシングルロープ・ダブルロープはお互いメリット・デメリットがある。
→シングルはロープさばきが楽。高難度にトライしやすい。
→ダブルは古い支点に優しい。ロープの流れが良い。
■ロープ選びで見るべき項目はこれ!
・耐墜落回数→シングルとダブルでは規格が違う。多いほうが良い。
・衝撃荷重→低い方が人と支点に優しい。
・伸び率(静荷重)→値が低いほどトップロープなどに適している。
・撥水処理→メーカーによって処理の名前が違う。
■撥水処理の効用はこれだ!
・表面撥水→ロープの寿命を延ばし、操作性をよくする。
・UIAA基準の撥水処理→雪山や沢登りでの使用に適している。
マルチでのダブルとシングルの登り方の違い
シングル&ダブル、それぞれのメリットとデメリット
マルチピッチでは、ダブルロープもしくしはシングルロープで登る方法があります。
どちらにも、メリット・デメリットがあります。
シングルロープ | ダブル(ハーフ)ロープ |
---|---|
メリット | |
■ロープさばきが楽。 (スピーディー) ■終了点でロープがごちゃごちゃしにくい。 ■ロープがダマになったり絡んだりしにくい ■太いロープの安心感 | ■懸垂下降での撤退がしやすい ■ロープの流れがスムーズ ■ロープがよく伸びるので支点への墜落衝撃が少ない (プアプロテクション※1に利点) ■ロープが2本ある安心感 |
デメリット | |
■懸垂下降での撤退が難しい (バックアップロープなどの準備が必要) ■万が一ロープが切れた時の事故が大きくなる ■ロープの流れに注意しないといけない (ルートを選ぶ) | ■終了点でロープがごちゃごちゃしがち ■ロープ2本分の重量がかかる ■ロープが絡みやすい |
■シングルはロープさばきが楽ですが、万が一の撤退が難しい。
■ダブルは撤退がしやすいし支点への衝撃は優しいけど、ロープさばきが面倒。
※1プアプロテクション
浅いクラックへのカム、いつ設置されたか分からないハーケン、古いリングボルトなど。 いつ抜けるか分からない支点の事。
ダブルロープはロープの流れを良くしやすい。
このように、支点があったとします。 どのようにロープをクリップしていくでしょうか?
シングルロープだと、屈折点が多くなる可能性がありますね!
リードクライマーはロープの流れが悪く、ロープが非常に重く感じることだと思います。
(実際にはスリングなどを使用して、シングルロープでもロープの流れを良くします。詳しくはこちらの記事)
ダブルロープだとすっきりしますね!
これだと、ロープの流れも良く、重くなりにくい。
ダブルロープでも、こうなってしまっては意味がありません。
シングルロープよりもややこしいことになります。
ダブルロープは登った分だけ懸垂下降できる。
50mのルートを、50mのシングルロープで懸垂下降するとします。
(本来はロープの末端は結んでくださいね)
ロープを終了点で折り返さないといけないので、50mのシングルロープだと25mしか懸垂が出来ない(降りれない)ことになります。
25m降りたところに懸垂下降が出来る支点があれば良いですが、無ければ最悪の場合撤退できません。
シングルロープで登る場合は懸垂下降用のバックアップロープが必要です。(写真黄色ロープ)
このロープは細くて軽く、コンパクトではありますが、懸垂や荷上げ専用なのでクライミングには使用できない物が多いです。
ダブルロープだと、二つのロープを結ぶことによって50m懸垂下降できますね!
(実際には結び目をずらします。)
懸垂下降は事故が多く、1つのミスが大きな事故につながりやすいです。
日本のトップクライマーも事故を起こすので、しっかりと現地で信頼できる人に習いましょう。事故のレポートはこちら
ダブルロープとシングルロープの規格の違い
ダブルとシングルの規格の違いと特徴を表にまとめた
具体的に、ダブルロープとシングルロープは何が違うのでしょうか?
大きな違いを表にまとめてみました。
P社シングルロープ | P社ダブルロープ | |
直径 | 10.1mm | 8.0mm |
重量 | 65g/m | 44g/m |
耐墜落回数(落下率1.77) | 80kgの重りで7回 | 55kgの重りで7回 |
伸び率(静荷重) | 8.5% | 11% |
伸び率(動荷重) | 34% | 33% |
衝撃荷重 | 8.5kN | 6.3kN |
UIAAという国際山岳連盟により、テスト方法は決まっています。
そのテスト方法にのっとった結果が上の通りですね。
- 太くて重い →耐久性があり丈夫
- 静荷重の伸び率が少ない →トップロープやユマーリングに最適
- 衝撃荷重は大きい→支点がしっかりしてるなら大丈夫
- 細く、軽くてコンパクト! →細い分耐久性には劣る
- 静荷重の伸び率が大きい →ユマーリングには不向き
- 衝撃荷重が少ない →支点に優しい。アルパイン向け
【直径】シングルは10mm、ダブルは8mmぐらいまでがいい。
直径とはロープの太さですの事です。
シングルロープの方が太く、ダブルロープの方が細い場合が多い。
P社シングルロープ | P社ダブルロープ | |
直径 | 10.1mm | 8.0mm |
- 耐久性が高い
- ビレイデバイスでの制動が強い
- 岩角で切れにくい
- コンパクト
- ロープの流れが良い
- ロープが伸びる
細い
ビレイデバイスとの相性などがあるので、細ければ細いほど良いという物ではありません。
細すぎると逆に扱いづらいこともあります。
シングル・ダブルは10mm・8mmぐらいが扱いやすいです。
【重量】ダブルロープを選ぶときによく見る項目。
ロープが1mあたり何gかが分かります。
P社シングルロープ | P社ダブルロープ | |
重量 | 65g/m | 44g/m |
<例>44g/mで50mロープだと、2.2kgになる。
シングルは重い物なのであまり重量を見ないかもしれません。
ダブルロープは山で使うことを考えると軽い方が良いので、よく見比べる項目です。
【耐墜落回数(落下率1.77)】ロープの耐久性を数値化したもの。
UIAAによる、ロープの墜落テストの動画を見てみましょう。
約5mの高さから、
■シングルロープは80kg
■ダブルロープは55kg
の重りをロープに結んで落として、何回目でロープが切れたかの回数をテストしています。
(UIAAでは5回以上耐えないと不合格)
P社シングルロープ | P社ダブルロープ | |
耐墜落係数(落下率1.77) | 80kgの重りで7回 | 55kgの重りで7回 |
この回数が多いほど、ロープの耐久性は高い。 墜落係数(落下率)は、落下距離÷繰り出したロープの長さで求めることが出来ます。
上の図は落下率2の場合です。
(落下距離÷繰り出したロープの長さ=墜落係数(落下率))
人体に損傷を与えない衝撃荷重は6kN以下とされており、落下率1の場合ではクライマーに与える衝撃荷重は4kNとされているので、落下率1以上は危険が伴うと言えます。
墜落係数1.77は極めて大きい。
UIAAの基準はとても厳しく、いかにロープが安全かを物語っているテスト結果ともいえます。
参考:
■墜落について(CT):https://shintac-co.com/ppe_technical/1664/
■実際の墜落における衝撃荷重(ペツル):https://www.alteria.co.jp/sport/forces-real-fall/
【伸び率(静荷重)】トップロープやユマーリングに影響。
80kgの重りをぶら下げた時、どれだけロープが伸びているかの数値です。
P社シングルロープ | P社ダブルロープ | |
伸び率(静荷重) | 8.5% | 11% |
シングルロープよりもダブルロープの方が伸び率が高い=よく伸びる事が分かります。
静荷重の伸び率が高いと
■トップロープがしにくい
ユマーリングやトップロープは、伸びにくシングルロープの方がしやすいです。
【伸び率(動荷重)】落ちた時にロープが衝撃を吸収する
UIAAフォールテストでの一回目の伸び率のことを言います。
P社シングルロープ | P社ダブルロープ | |
伸び率(動荷重) | 34% | 33% |
伸びると、衝撃を吸収してくれるので方身体&支点へのダメージが少ない。
ただし、よく伸びる方がロープの寿命も短いとされています。
【衝撃荷重】落ちた時にどのくらい衝撃を受けるかを数値化
墜落時に身体が受ける衝撃を数値化したもの。値が低いほど衝撃吸収性に優れます。
P社シングルロープ | P社ダブルロープ | |
衝撃荷重 | 8.5kN | 6.3kN |
シングルロープとダブルロープでは大きく値が変わる所です。
ダブルロープの方が衝撃荷重が低い物が多い。
衝撃荷重が低いと、身体へのダメージと支点への衝撃も弱まります。
シングルと同程度の強度の高いダブルロープもある。
UIAAの基準では、ダブルとシングルは耐墜落回数の合格値が違います。
ダブルでもシングルの耐墜落回数の基準に達したロープがあります。
両規格を満たしたロープのメリット、デメリット
製品名 | E社/シングル&ダブル両規格を合格ロープ | P社シングルロープ | P社ダブルロープ |
---|---|---|---|
直径 | 9.2mm | 10.1mm | 8.0mm |
重量 | 52g/m | 65g/m | 44g/m |
耐墜落回数 | ■80kgの重りで5回 ■55kgの重りで20回 | 80kgの重りで7回 | 55kgの重りで7回 |
伸び率(静荷重) | 8% | 8,5% | 11% |
衝撃荷重 | ■80kgの重りで8.2kN ■55kgの重りで6kN | 8,5kN | 6.3kN |
税込値段(50m) | 31、900円 | 23,100円 | 20,350円 |
シングル&ダブル両規格を合格ロープは、耐墜落回数が多い事がわかります。
耐墜落回数の80kgの重りで5回は、合格値ぎりぎりです。
なので、両規格合格ロープにはメリット・デメリットがあります。
(僕個人の感想も含まれます)
- マルチを3人で登るロープに適している
- 複雑な登攀システムが可能
- シングル・ダブル両方の使い方が出来る
- ロープは硬め。しなやかさに欠ける
- 値段が高い
- シングルとしては細く、ダブルとしては太いので中途半端
- シングルメインとして使うなら耐久性が心配
ダブルとして使うなら9.2mmはやや太めだし、シングルとして使うにも少し細め。
使う場面は限られそうです。
3人で登るときや、沢登りなどに使うのが良い
一番のメリットは「3人でマルチを登る」時かと思います。 3人で登る場合は、このような感じになります。
セカンドとサードで登る人は、ロープに衝撃はかからないとしても大きな壁を細いダブルロープで登るのは結構怖いです。
両規格を合格したロープなら、シングルに比べて軽いし、ダブルに比べて耐久性も有り安心ですね。
ロープに対する撥水処理の違い
撥水処理をするメリットは濡れにくいだけではない。
シングルロープでも、ダブルロープでも、 外岩で使用するならロープに対する撥水処理がされている物を選んだ方が良いです。
■防塵性と耐摩耗性が上がる
表面に撥水処理がしてあると、チリや砂がロープに付着しにくくなる。
■ビレイデバイスでの使用がしなやかになる
古くてけば立ったロープは、思わぬ抵抗力がでたりします。
■雨に濡れても重くなりにくい
■冬は凍りにくい
一概には言えませんが、上記のメリットがあります。
引用元:ベアール ワークブック https://www.beal-planet.com/catalogues/BEAL_WORKBOOK_2021_EN_ST.pdf
各メーカーによって撥水処理の表記が違うので表にした。
撥水処理の内容については、各メーカーで異なりますが、 大まかに以下の通りです。
■表面だけの撥水処理は、どちらかというとロープの耐久性を上げる為。
■UIAA基準の撥水処理は、冬でも凍らないようにするための撥水処理だといえます。
1,ロープの表面に軽い摩擦が加えられる。
2,水に15分間浸す
3,吸水率がロープ重量の5%未満で合格
撥水処理がなにもされてないロープは50%の水を吸水し、 表面だけの撥水処理は20~40%吸水する。
※UIAA合格品だとしても、各メーカーによって吸水率は変わります。
<例>エーデルワイス社のスーパーエバードライは吸水率0.8~1.4%
引用元:UIAA 撥水処理の新基準 https://theuiaa.org/home/new-uiaa-standard-developed-for-water-repellant-ropes/
撥水処理をされてないロープを買うメリット。
UIAA基準の撥水処理をされたロープは、耐久性も上がりますが値段も高いです。
■インドアクライミングなどのようにロープの使用頻度が高く、寿命が短い使い方をする場合には、撥水処理をされていない安価なロープを買う方が良いかもしれません。
■週1ぐらいでしか使わないマルチや外岩のロープは、寿命が長いとされている撥水処理がされているロープが、結果的に安上がりかもしれませんね。
使用シーンごとに具体的にオススメのロープはこれだ!
【厳選3選】ショートルートやインドアにオススメなシングルロープ

安くて性能のバランスが取れたシングルロープ。
値段が安いので、外岩やインドアでバンバン登る人には買い替えロープとして人気。
撥水処理は無いので、使っているうちに毛羽立ちが目立ってくるかもですが、絶望的に寿命が短いわけではないのでご安心を。
10mmはビレイデバイスとの相性も良く、安全性が高い。ロープの繰り出しも問題なし。
最初のクライミングロープとして、上級者に買い替えとしてもオススメ人気ロープ!
太さ/重量 | 10mm/1mあたり63g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 80kgの重りで9回 |
衝撃荷重 | 7.4~7.6kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 8%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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長いルートでロープが足りなくなる事故のリスクを抑え、懸垂下降でのリスクも減らします。
外皮に撥水処理をしてあるので寿命も長く、9.7mmはシングルの中では扱いやすい細さ。
耐墜落回数も多い。
60mしか販売してませんが、外岩で使うなら長い方が安全です。
また、他メーカーと比べて同クラスのロープの中でもベアールは安いのでオススメです!(輸入差額が無いからですね)
太さ/重量 | 9.7mm/1mあたり61g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 80kgの重りで8~9回 |
衝撃荷重 | 7~7.2kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 8%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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ロープがとてもしなやかでクリップもしやすい。
ベアールのバイラスと似たような性能ですが、よりしなやかです。値段はバイラスよりも少しだけ高め。
撥水処理はしてありませんが、外岩でもインドアでも使いやすい。
9.8mmなのでビレイデバイスとの相性もいいです。
太さ/重量 | 9.8mm/1mあたり62g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 80kgの重りで7回 |
衝撃荷重 | 8.8kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 9.3%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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【厳選3選】アルパインやマルチピッチにオススメなロープ

8.6mmはダブルロープの中ではやや太めだが、その分ビレイデバイスやユマールなどとの相性は良い。
値段も安いのがうれしい。
冬山でも使いたい方はゴールデンドライ、岩だけならドライカバーを選ぶと良い。
太さ/重量 | 8.6mm/1mあたり49g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 55kgの重りで16回 |
衝撃荷重 | 5.3kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 9%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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とにかく鋭い岩角や落石に強いロープ。
なので、何が起こるか分からないアルパインクライミングに適していると言えます。
エーデルリッドの最高峰の撥水処理が施されているので、アイスクライミングなどにも使えます。
また、ロープの寿命も延びます。
8.2mmはビレイデバイスでロープの流れが速く感じるかもしれませんが、慣れたら問題なく使えます!
太さ/重量 | 8.2mm/1mあたり44g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 55kgの重りで7回 |
衝撃荷重 | 7kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 8.8%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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マルチピッチクライミングにシングルを選択するならこれがオススメ。
9.5mmはシングルとしてはやや細め。
長いルートを登るときは細い方がロープも軽く感じるので良い。
伸び率も低いので、ユマーリングなどにも適している。
太さ/重量 | 9.5mm/1mあたり62g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 80kgの重りで10回 |
衝撃荷重 | 9.3kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 7.5%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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【厳選3選】沢登り&雪山のオススメロープ

エーデルワイスは他のメーカーよりも撥水処理の規格が厳しい(0.8~1.4%)ので、水を含みにくく凍りにくい。ロープの耐久性もあります。
軽くて、柔らかくて、扱いやすい。間違いのないロープです。
太さ/重量 | 8mm/1mあたり42g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 55kgの重りをつけて落として14回 |
衝撃荷重 | 9kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 7%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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ややロープが硬く感じるながらも、使ってみると意外とスムーズで扱いやすい。
エーデルワイスにはやや劣るが、エーデルリッドの中では最高の撥水処理が施されているので十分な性能。(1~2%)
長さが70mまで販売してあるので、雪稜で高度を一気に稼ぎたい人にもオススメ。
太さ/重量 | 8.6mm/1mあたり51g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 80kgの重り5回/55kgの重り24回 |
衝撃荷重 | シングル8.4kN/ダブル6.4kN(値が低いほど人や支点に優しい) |
伸び率(静荷重) | 7.4%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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※クライミングや登山には使用できません。
扱いやすい8mmロープとしては恐らく業界最軽量。
ただし、シングルとダブルの規格には合格していません。(ツインでは合格)
リードなどでは使用しないように。
特性を踏まえて使うなら、細くてコンパクトで軽くて安い!もちろん撥水処理済み!
太さ/重量 | 8mm/1mあたり36g |
---|---|
UIAA耐墜落テスト | 80kgの重り、墜落率0.8で5回(UIAA基準は墜落率1.77) |
衝撃荷重 | 墜落率0.8で4.2kN(UIAA基準は墜落率1.77) |
伸び率(静荷重) | 8%(値が低いほどユマーリングやトップロープに適している) |
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最後に
ロープ選びって難しいですよね。
種類も多いし、何を基準に選べばよいのか分かりません。
今回は、僕が実際に使ったり、メーカーの展示会で触っていたメーカーを主に紹介させて頂きました。
今回紹介した物以上に良いロープを見つけたら、それに合わせてブログ記事もアップデートしていこうと思います!
ではまた!