沢登りレポ
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鳥取県【大山・甲川(崩壊後)の沢登り】写真かなり多め!

岩と沢さん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

甲川は、上の廊下・中の廊下・下の廊下の三部構成で出来ている沢である。
(下流から、下・中・上)

それぞれ廊下と廊下の間にはゴーロがあり、区切りが分かりやすい。
それぞれの廊下(ゴルジュ)に入ると滝も連続しておりテンポが良い
ただ、ゴーロはそれなりに長く歩きに少し飽きてしまう。

上の廊下は崩壊してしまい、落石の危険性のあるガレ場となっている。
その代わり、神秘的なほど青く深い淵の長い泳ぎが楽しめる。(少しうす気味悪いほどに)

甲川は意外と滝の登攀要素も高く、泳ぎの要素もある。
上の廊下の手前に新しい林道が出来たので、この林道を使って簡単に農道にエスケープすることが出来るようになった。

タイム
(かなりおおまかです)08:00 鶯橋→15:00 堰堤→15:30 林道 林道にデポした車にて下山(車2台使用)

写真の並びと時間はこちら↓の記事の方が正確です!
(上の廊下崩壊地点とその上流の写真を見たい方は現在のページ記事の方が良いです)

https://iwatosawa.com/kinoegawa2/

林道使ったエスケープのログがこちら↓

赤線が遡行ログ、緑線が歩いて帰ったログ

鶯橋から入渓します!

入渓地点となる鶯橋付近。今回はここと出渓地点に車をデポした!
入渓です!
最初はゴーロをひたすら歩きます
いいですね~!
早速泳ぎを強いられます。
素晴らしいボルダー!
泳いで突破しました。左岸にも一応残置ロープがあったので巻くことも可能。
第一の関門 3連の滝の一発目に到着!
右側の滝の直登を試みるも跳ね返される。残置ハーケンがあるので人工でなら登れるかも?
今回は写真のスラブを登った。流木を利用して登る。
すぐに次の滝が出てきます。
この滝の直登は増水時はかなり厳しいので、巻けるように残置ロープがありました。
カチを拾って登るのでパワーの無い人には厳しいかも?
そのすぐ上にも滝がありますが、これは簡単。
天応滝に到着!これは登らず本流を行きます
天応滝のすぐ奥に足払いの滝。
この滝がなかなかにむつかしい。
水流の中、チョックストーンにカムをいれて、水流に体を抗わせてパワーで登った!
どうしても難しい人用に、カムにアブミをかけて登った。
この滝は簡単
ゴルジュに光が差し込む

登攀性の高い滝が続く中の廊下に到着!

ここからは登攀性の高い滝が続きます。
心配なときはロープを出した方が良いと思います。
一個前の写真の滝を登ると、三つの滝があります。
これは一番右のクラックをカムを使って登ったところで、結構難しかったです。抜け口に1番を使ってますがゆるゆるだったのでキャメロット2番が欲しい。
真ん中の滝を人工登攀で登るのがメジャーなルートです。(ハーケン、クラックにカム使用)
この淵は本当に神秘的で美しかった!
滝の手前を登るのですが、ボルダームーブでかなり悪いです。もっと簡単なところがあるのかも?
水流が強ければむずかしいと思いますが、この日は簡単でした。
水量が多いときは手前の右岸から人工で抜けるみたいですが、この日は右岸を滝の落ち口付近まで泳いで近づいて登りました。
途中のゴーロで休憩♪
中の廊下の終盤はわりかし平凡です。
この滝は直登しても楽しいですが、右岸を巻けます。
大きな崩壊地点に到着!
この場にいるだけでも少し恐ろしいですね。
とりあえず崩壊地を恐る恐る行きますが、ところどころ不安定な所があって危ないです。
落ちたら死んじゃうところもあるので、新しくできた林道でエスケープするのが良いと思います。(こちらの記事で紹介してます)
崩壊地を登ると、すぐに神秘的な淵がお出迎え!

水がとにかく綺麗ですが、とにかく冷たい!
そして深すぎて気味悪い所です。ライフジャケットは必須。
少し歩くと堰堤に到着。登れそうな左岸を登り・・・
藪を歩きます。地図と方角を確認しながら注意深く進み、それっぽい尾根を歩くと、途中でテープが出てきます。迷いやすいかも?藪が多くて大変でした。
林道に到着~!
 

次回行った時にはトポ図を作成したいと思います!

 

写真の並びと時間はこちらの方が正確です!

今回使った道具はこちら

 

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この記事を書いた人
岩と沢さん
岩と沢さん
この記事を書いた人
■JSPO山岳コーチ1
■元登山ガイドステージⅡ
■元登山用品店のショップ店員だった僕。
山に登る事と、新しいギアを山で試すことが好きです。
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