沢登りレポ
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阿弥陀滝~剣谷

岩と沢さん
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タイム:駐車地点(08:00)→入渓(08:05)→F1(08:25)→F2(08:35)→F3(08:50)→阿弥陀滝(10:00)→阿弥陀滝の上部で昼休憩(13:00)→剣谷を登り、宝珠尾根登山道の途中へ(15:30)~スキー場を降りて駐車地点へ(17:00)
ルート図:ページ下部
メンバー:H・M・T

大山の阿弥陀滝を登ってきました!

川床登山口より入渓します
暫く平凡な沢を歩く
小さなゴルジュがお出迎え

F1は人工物と自然物のハイブリッド滝!
強烈なシャワーを強いられる!手掛かりは豊富
滝の抜け口にボルトがあった
再び平凡となる・・・
F2

F2は直登は厳しそう!
左岸のスラブを登った。

F2を登り、再び平凡なゴーロを歩くと堰堤が見えてきた!

F3となる堰堤

一応この堰堤がF3?となるのだろうか?
堰堤といえども侮ることなかれ!
残置されたハーケンにスリングを垂らして人工で登る

人工慣れしていなとなかなか厳しいかも?
F3を過ぎると、ゴーロが続く・・・
緑が美しいが、ゴーロが長い!笑
ようやくゴルジュが出たと思ったら・・・
一瞬で終了 (笑)
途中に出てくる二俣を右へ進む。ちょっと藪っぽくなる
ようやく阿弥陀滝が見えてくる!
阿弥陀滝

阿弥陀滝は高さ55mぐらいの滝である
60mロープだとピッチを切らずに登れるとの事だが、今回40mロープなので2ピッチで登る事に

左岸から取り付きます。
岩がぬるぬるで気持ち悪い!

1ピッチ目は、ボロボロのハーケンが二カ所ほど残置してあった。
途中でカムを使用し登る。
何カ所かファジーな箇所があるし、岩にヌメリもあるので緊張した!

1ピッチ目終了点

何とも言えない終了点に到着。
ボロボロのスリングは全て切って、ハーケンも打ち足して(回収済み)終了点とした

後続が登ってくる
なかなか面白い滝ですね~!
2ピッチ目

2ピッチ目は、最初の乗り越しを人工で登る。
そこからはフィンガーサイズのクラックを手掛かりにがしがし登る!
カムもハーケンもバチ効きで登ってて楽しい。
ほとんど岩登りである!(4級程度?)

2ピッチ目の途中から下を望む
後続を迎える(見えにくいけど真ん中に人が居ます)
2ピッチ目終了点

2ピッチの終了点も、残置のハーケンに自分のハーケンを打ち足した(回収済み)

2ピッチ目終了点
泥に汚れて登りきったところにプールがある
先を急ぎますか~

阿弥陀滝を登り終え、剣沢を登りつめる。
過去の記録では「藪もなく快適な登り」だと書いてあったが、実際には超絶な藪である!
三鈷峰からの落石も気になるなか、ひらすた藪を漕ぐ・・・

まだまだ藪も薄い
数年前の地震で崩れたらしい三鈷峰
景色は綺麗なんですけどね~
いよいよ大藪に
熱いので熱中症にもなりそう!水はありません・・
もうちょっとで登山道だ~

結局、剣沢を登りつめて勝間ケルンに行く予定であったが、途中から別の谷に入ってしまい、宝珠の登山道に出た。
そそくさと下山する

だいせんホワイトリゾートスキー場のてっぺんに出る

宝珠尾根は歩いてスキー場のトップに抜けた!
道があるか心配だったが、登山道から普通に行けました。

藪と登山道から解放されて一安心♪
やはり大山は美しいです!

今回のなんとなくのログです!

https://maps.gsi.go.jp/?hc=hic#15/35.390435/133.549367/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

阿弥陀滝は、なかなか記録もなく「行ってみないと分からない」感じでしたが、非常に楽しかった!
ただし、滝は少なくゴーロは長いです。
剣沢の藪漕ぎもきついので、水は多めに持っておいた方が良いかもです!

阿弥陀川は火山灰が多いのか?飲料に適してなさそうな感じでした!

この記事を書いた人
岩と沢さん
岩と沢さん
この記事を書いた人
■JSPO山岳コーチ1
■元登山ガイドステージⅡ
■元登山用品店のショップ店員だった僕。
山に登る事と、新しいギアを山で試すことが好きです。
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