クイックドローの選び方とおすすめ11選!使い方と事故事例も解説!アルパインヌンチャクは?
- クイックドローをまとめて購入するので失敗したくない
- 用途に合わせたクイックドローの選び方を知りたい
- クイックドローについて詳しくなりたい
クライミングでは必ず必要なクイックドローですが、種類が多く、細かな違いがわかりにくいクライミングギアです。クイックドローは何本も購入する必要があるので、最初の選び方で失敗すると財布へのダメージが大きいです。クイックドロー選びは最初が肝心です。
この記事では、クイックドローの基礎的な知識と正しい使い方、事故の事例、用途別のおすすめを解説しています。この記事を読むと、自分の用途にあったクイックドローを選ぶことができます。クイックドローは簡単に買い替えることが難しいので、良い物を買うことをおすすめします。
クイックドロー(ヌンチャク)の基礎知識

クイックドローとは、二つのカラビナと1本のスリングで構成されたクライミングギアです。ハンガーとロープを素早く簡単に接続してくれます。
クイックドローの名称

クイックドローには向きがあります。固定されてなく自由に動くカラビナは支点側です。ロープを通すカラビナはゴムで固定されていることが多いです。支点側をロープ側で使用してはいけません。
クイックドローは最低でも1人6本は必要
岩場に行くなら、クイックドローは1人最低6本は用意しましょう。パートナーと合わせて12本のクイックドローがあれば、20m程度のショートルートを登れます。岩場のトポ図には必要なクイックドローの数(ボルトの数)が記載されていることも多いので、登る前に確認しましょう。長いルートでも20本あれば足りることが多いです。
終了点でトップロープを作る際は、自分のクイックドローを2本以上使用して終了点を構築することもあります。クイックドローは多く持っているに越したことはありません。クイックドローが自分の用途に合っているかどうかは使ってみないとわからないので、少しづつ買い集めることをおすすめします。
クイックドローを選ぶ際のポイント
クイックドローを選ぶ際のポイントについて、具体例と一緒に解説します。
- プロテクション側はノーズに段差のないストレートタイプがおすすめ
- ロープ側はクリップしやすく、ウィップフラッシュ現象が起きにくくする
- プロテクション側はフリーに動き、ロープ側はゴムで固定されている
- アルパインヌンチャク(クイックドロー)はゴムで固定してはいけない
- アルパインではカラビナのノーズは細いほうが良い
支点側はノーズに段差のないストレートタイプのカラビナがおすすめ

カラビナは、常にミスオープン(不意にゲートが開く)の可能性を含んでいます。カラビナのノーズ部分に段差があると、ミスオープンしやすいです。ワイヤーゲートはノーズ部分に段差ができやすいです。ミスオープンの流れは以下のようになります。






リードクライマーの動きにつられカラビナが回転する事により、ハンガーからカラビナが外れてしまう可能性があります。カラビナがゴムで固定されていると、より外れやすくなるので注意が必要です。この現象を防ぐには、ゲートの向きをクライマーが進む方向と反対側にすると良いです。


ストレートゲートはノーズの段差が少ないのでミスオープンしにくいです、必ずミスオープンをしない訳ではないので、クライマーが進む方向とゲートの向きを反対にすることを徹底しましょう。
支点側はゲートが開きやすくいように窪みのあるカラビナがおすすめ


クライミングしている際、今にも落ちそうな時にクイックドローをボルトにセットしなければいけない場面があります。その時はプロテクション側のカラビナは開きやすく工夫されている方が、素早くセットできます。
上の写真のカラビナは、ゲートに指が引っ掛かりやすいように窪みが掘ってあります。自身にとって高難度なルートを登る際は、このちょっとした工夫でも助かる場面が多いです。
ロープ側はクリップしやすく、ウィップフラッシュ現象が起きにくいカラビナがおすすめ
ウィップフラッシュ現象とは、墜落をした際にカラビナが不意に開くことを言います。ウィップフラップ現象については下の動画をご覧ください。
カラビナのスパインを手のひらにたたきつけると、ゲートが一瞬開くのが分かります。動画では分かりやすく安全環付きカラビナを使用していますが、ストレートゲートでも同じ現象が起きます。ウィップフラッシュしたカラビナは7kN程度の荷重にしか耐えられません。墜落時にカラビナが破断する可能性があるので注意しましょう。
ワイヤーゲートはウィップフラッシュ現象が起きにくいので、ロープ側に適しています。ストレートタイプでも、ガッツンビレイ(ビレイ器具で衝撃を吸収しない)にならなければ問題ないです。


ゲートの向きがクライマーの登る方向と同じだと、墜落時にスパインが岩に当たり、ウィップフラッシュ現象を起こす可能性があります。ウィップフラッシュ現象を防ぐには、クライマーの登る方向とゲートの向きを反対にして、ガッツンビレイにならないようにしましょう。
ゲートの向きがクライマーと反対方向を向いていたとしても、岩の形状などでゲートが開いてしまう場合もあります。フォールした際にカラビナが岩にぶつからないように、クイックドローの長さを調整して対処しましょう。
支点側のカラビナは自由に動き、ロープ側はゴムで固定されている


ロープ側のカラビナはゴムで固定されている必要があります。ゴムで固定されていないと、右の写真のようにカラビナがロープに釣られて横を向いてしまうからです。カラビナが動いてしまい、横向きになってしまうと7kN程度にしか耐えられないので破断する可能性があります。また、右の写真の場合だと、落ちた時にカラビナが外れます。

過去に、ゴムだけにカラビナを接続したまま使用していまい、マルチピッチの途中で体重を預け、ゴムが破断して墜落した事故が起きています。カラビナがゴムだけに接続されていないか、使用前にしっかりと確認しましょう。

支点側のカラビナがゴムなどで固定されていると、墜落時にカラビナにテコの力が働く可能性があります。また、ボルト側はノーズに段差のないストレートタイプがおすすめで説明したように、カラビナがゴムで固定されているとハンガーから外れやすくなります。
クイックドローはプロテクション側のカラビナはフリー、ロープ側はゴムで固定と覚えましょう。
アルパインヌンチャク(クイックドロー)はゴムで固定してはいけない


アルパインヌンチャクとは、スリング部分が60cmのソウンスリングになったクイックドローのことをいいます。簡単に長さを調整できるので、屈折しているルートで便利です。分かりやすくするために、右の写真はゴムの代わりに青色のテープで片方のカラビナを固定しています。

クイックドローをゴムで固定してしまうと、スリングの向きによって体重をかけたときにカラビナが外れます。アルパインヌンチャクはゴムで固定せずに使用してください。ただし、ソウンスリングではなく一本のスリングを使用しているなら固定しても大丈夫です。
スリングは長くて太いと使いやすい

スリングは細いほど軽く、掴みにくいです。スリングは太いほど重く、掴みやすいです。太いスリングはクイックドロー自体が回転しにくく、安全性も高いです。スリングが細かったりコシが無いと、カラビナは回転しやすいです。ただし、太くても素材が柔らかい物もあり、そういったクイックドローは回転しやすいです。
スリングが長いと、屈折したり長かったりするルートでロープの流れが良くなります。短いスリングのメリットは軽いことです。スリングだけで販売されているので、用途に合わせてスリングの変更も可能です。
太くてコシのあるスリングだと「もう少しでハンガーに届くのに・・」といった場面で、スリングのコシを利用してカラビナを掛けることもできます。スリングは太くても、素材にダイニーマが使われているとコシが無く、掴みにくい物もあります。
アルパインではカラビナのノーズは細いほうが良い

ノーズとは、カラビナの先っぽのことを言います。左の青いカラビナはノーズが細いですが、右のカラビナはノーズが太いです。


ハーケンを打ち込んだ際、岩との角度などの問題でカラビナホールが少し隠れてしまうことがあります。ノーズが太いとカラビナホールに入らないですが、細いと入ります。クイックドローは、プロテクション側のカラビナのノーズは細い方が使い勝手が良いです。
ノーズは引っ掛かりの無い物が使いやすい

一番左は一般的なワイヤーゲートのカラビナです。ノーズの先端がかぎ爪のように引っ掛かりがあるのが分かります。真ん中はキーロックと呼ばれるタイプで、ノーズの先端は引っ掛かりがありません。一番右のカラビナはワイヤーゲートですが引っ掛かりがありません。


アルパインヌンチャクに使うなら、引っ掛かりのないカラビナがおすすめです。アンクリップ(カラビナからロープを外すこと)する際も、ロープに引っ掛かるのでマルチピッチのフォロワーなどは少し困ることがあります。できれば、支点側もロープ側も引っ掛かりが無い方が使いやすいです。
安く買うなら、6本パックを購入する


クイックドローは6本パックで売られている製品もあります。1本よりも6本パックを買うほうが割安な場合が多いです。
クイックドローは使用するシーンで使い分けるのがベスト
用途によって適切なクイックドローは異なります。使い分けるのがベストですが、なかなか現実的ではありません。用途に合わせてバランスの良いクイックドローを選びましょう。用途ごとにベストなクイックドローを解説するので、ご自身の使い方と照らし合わせてみてください。
スポートクライミングはクリップのしやすさで選ぶ


スポートクライミングは、クイックドローは重くても良いので、ロープ側がいかにクリップ(カラビナにロープを通すこと)しやすいかで選びます。クリップしやすいカラビナの特徴は以下のとおりです。
- ゲートがベントしている
- ゲートのロープに当たる面が平らになっている
- ゲートの動作が軽い
- ワイヤーゲートのカラビナ
- カラビナが適度に大きい
ゲートがベントしていて、面が平らだとクリップしやすいです。カラビナが小さいとクリップしにくいですが、適度に大きいとクリップしやすいです。大きすぎると手の小さい女性などは苦労するので、必ずしも大きいのが良いわけではありません。
アルパイン(マルチピッチ)クライミングは扱いやすさと軽さで選ぶ

荷物が重くなりがちなアルパインクライミングは、ギアをなるべく軽くしたいです。軽いクイックドローはカラビナが小さくなり、スリングが細くなる傾向にあります。それぞれのメリットとデメリットは以下のとおりです。
- カラビナが小さいと軽い
- カラビナが小さいとクローブヒッチしにくい
- カラビナが小さいとロープクリップしにくい
- スリングが細いと軽い
- スリングが太いと掴みやすい(A0しやすい)
スポートクライミングでも使いたいなら、そこそこ軽くて扱いやすいクイックドローにしましょう。冬山での使用も想定するなら、グローブ装着でも扱いやすいようにカラビナは大きめがおすすめです。
【表で解説】おすすめクイックドロー11選
![]() BD/ホットフォージハイブリッドクイックドロー | ![]() ペツル/スピリットエクスプレス | マムート/センダーキーロック12cmQD | マムート/センダーキーロック17cmQD | ペツル/アンジュフィネス | カンプ/ダイオン MIX Express KS | グリベル/アルパインプルームキャプティブ | BD/ミニワイヤークイックドロー | DMM/アルファスポーツクイックドロー | ペツル/ジンアクセス | エーデルリッド/ミッションセットⅡ | |
| 重量/スリングの長さ | 12cm=99g 16cm=103g | 12cm=89g 17cm=95g 25cm=104g | 12cm=77g | 17cm=78g | 10cm=63g 17cm=66g 17cm=72g 17cm=78g | 12cm=88g 18cm=90g | 10cm=67g 16cm=69g | 12cm=55g | 12cm=112g 18cm=117g 25cm=122g | 12cm=103g 17cm=120g 25cm=120g | 14cm=68g |
| 支点側カラビナ | ストレートゲート | ストレートゲート(窪み有り) | ストレートゲート(窪み有り) | ストレートゲート(窪み有り) | モノフィルキーロック | ストレートゲート(窪み有り) | ワイヤーゲート(回転防止付き) | ワイヤーゲート | ストレートゲート(窪み有り) | ストレートゲート(窪み有り) | ストレートゲート(窪み有り) |
| ロープ側カラビナ | ワイヤーゲート | ベントゲート | ベントゲート | ベントゲート | モノフィルキーロック | ワイヤーゲート(キーロック) | ワイヤーゲート | ワイヤーゲート | ベントゲート | ベントゲート | ベントゲート |
| スリング | 太くてコシがある | 太くてコシがある。掴みやすい | 太くて掴みやすい | 細くて柔らかい | 太くて掴みやすい | 太くてコシがある。掴みやすい | 細くて柔らかい | 細くて柔らかい | 太くてコシがある。掴みやすい | 太くてコシがある | 太くて掴みやすい |
| おすすめ用途 | ・スポート ・マルチピッチ | ・スポート ・マルチピッチ ・アルパイン | ・スポート ・アルパイン ・沢登り | ・マルチピッチ ・アルパイン ・沢登り | ・マルチピッチ ・アルパイン ・沢登り | ・スポート ・マルチピッチ ・アルパイン | ・マルチピッチ ・アルパイン ・沢登り | ・マルチピッチ ・沢登り | ・スポート | ・スポート ・マルチピッチ | ・アルパイン ・マルチピッチ ・沢登り |
| ポイント | クリップしやすく、ウィップフラッシュが起きにくい。コストパフォーマンに優れている。 | 操作性が良く、軽量。バランスに優れ、オールラウンドに使える。 | クリップしやすく、軽い。コストパフォーマンスにも優れる。 | 使いやすいカラビナを使用しつつも、軽く仕上げられている | 軽さと使いやすさで選ぶならこれです。カラビナのサイズはS+Lがおすすめ。 | 操作性が良く、軽量。バランスが良い。オールラウンドに使える。 | 支点側のカラビナをある程度自由に動くようにすることで、安全性が向上している。 | 軽量化重視のクイックドロー。小さくて、引っ掛かりのあるワイヤーゲートカラビナなので使いにくい。 | クリップのしやすさに重点をおいたクイックドロー。高難度トライにおすすめ | 扱いやすいサイズのカラビナながら、コストパフォーマンスに優れる。 | 扱いやすいキーロックのカラビナ。軽さと使いやすさのバランスに優れている。 |
| タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
スポート(あらかじめボルトが設置されたショートルート)、マルチピッチ、アルパイン(雪山やバリエーション)、沢登りでおすすめなクイックドローを厳選しました。おすすめ用途はあくまでもおすすめというだけで、どのクイックドローも、どの用途で使っても問題ありません。
BD/ホットフォージハイブリッドクイックドロー




ボルト側にキーロックのホットフォージカラビナ、ロープクリップ側にワイヤーゲートのホットワイヤーを組み合わせた、クリップと回収の両方がしやすいクイックドロー。ランナーにはカラビナの回転を抑えて適切な位置をキープするストレートジャケットを内蔵。明るいカラーをロープクリップ側に採用。
| 重量/スリングの長さ | 12cm=99g 16cm=103g |
| スリング | 18mm幅ポリエステルドッグボーン+ストレートジャケット |
| おすすめ用途 | ・スポート ・マルチピッチ |
コストパフォーマンス、使いやすさのバランスがとれたクイックドローです。6本パックは少しお得に購入できます。
ペツル/スピリットエクスプレス




軽量で使いやすく、汎用性に優れています。カラビナは、ロープやハンガーに引っかかりにくいキーロックシステムです。スリングは手で掴みやすい形状です。軽さと高性能を両立しているため、シングルピッチ、マルチピッチ、アルパイン、アイスクライミング等の異なる場面で活躍します。
| 重量/スリングの長さ | 12cm=89g 17cm=95g 25cm=104g |
| スリング | ナイロン |
| おすすめ用途 | ・スポート ・マルチピッチ ・アルパイン |
マムート/センダーキーロック12cmQD



軽量でコンパクトなカラビナとダイニーマ製スリングを組み合わせ、重量とパフォーマンスのバランスが良いです。窪みが入ったストレートゲートはクリップしやすく、キーロックは引っ掛かりを防ぎます。スリングは異なる幅で握りやすく、頑丈なスリングプロテクターがロープ側のカラビナの回転を防いで摩耗を抑えます。鮮やかなオレンジ色のインジケーターで、スリングとプロテクターがカラビナに取り付けられているかどうか簡単にチェックできます。
| 重量/スリングの長さ | 12cm=77g |
| スリング | ダイニーマ |
| おすすめ用途 | ・スポート ・アルパイン ・沢登り |
マムート/センダーキーロック17cmQD




軽量でコンパクトなカラビナとダイニーマ製スリングを組み合わせ、重量とパフォーマンスのバランスが良いです。窪みが入ったストレートゲートはクリップしやすく、キーロックは引っ掛かりを防ぎます。スリングは異なる幅で握りやすく、頑丈なスリングプロテクターがロープ側のカラビナの回転を防いで摩耗を抑えます。鮮やかなオレンジ色のインジケーターで、スリングとプロテクターがカラビナに取り付けられているかどうか簡単にチェックできます。
| 重量/スリングの長さ | 12cm=77g |
| スリング | ダイニーマ |
| おすすめ用途 | ・マルチピッチ ・アルパイン ・沢登り |
ペツル/アンジュフィネス



1gでも軽量化したいクライミングのためにデザインされています。カラビナはモノフィルキーロックシステムとH型断面構造により、超軽量で最適な重量対強度比を実現しています。スリングは高いグリップ性能を発揮します。2つの長さと2つの異なるカラビナサイズがあります。
| 重量/スリングの長さ | 10cm=63g 17cm=66g 17cm=72g 17cm=78g |
| スリング | ダイニーマ |
| おすすめ用途 | ・マルチピッチ ・アルパイン ・沢登り |
カラビナのサイズはS+Lがおすすめです。
カンプ/ダイオン MIX Express KS



アルパインからスポートルートまでオールラウンドに使えます。ロープ側のダイオンは、ワイヤーゲートとキーロックのメリットを兼ね備えています。支点側のフォトンは世界最軽量のフルサイズキーロックカラビナです。
| 重量/スリングの長さ | 12cm=88g 18cm=90g |
| スリング | ナイロン |
| おすすめ用途 | ・スポート ・マルチピッチ ・アルパイン |
グリベル/アルパインプルームキャプティブ



回転防止システムを備えた、アルパインクライミング用の非常に軽量なクイックドローです。キャプティブシステムはカラビナを正しい方向に保ち、リスクを軽減します。
| 重量/スリングの長さ | 10cm=67g 16cm=69g |
| スリング | ナイロン |
| おすすめ用途 | ・マルチピッチ ・アルパイン ・沢登り |
BD/ミニワイヤークイックドロー


最小カラビナ・ミニワイヤーを上下に組み合わせたブラックダイヤモンド最軽量のクイックドローです。一般的なクイックドローの半分程度の重量で、1gでも軽量化を図りたいビッグウォールやマルチピッチ、アルパインルートなどに最適です。ランナーにはカラビナの回転を抑えて適切な位置をキープするストレートジャケットを内蔵。
| 重量/スリングの長さ | 12cm=55g |
| スリング | 10mm幅ダイニーマ |
| おすすめ用途 | ・マルチピッチ ・沢登り |
カラビナは小さく、ノーズには引っ掛かりがあります。なので冬山などのグローブを装着したまま使用するシーンには不適です。
DMM/アルファスポーツクイックドロー



クリップのしやすさで選ばれてベストセラーのクイックドローです。途中までストレートになっているベントゲートと、手になじむカラビナのスパインの形状は、一度使うとクリップのしやすさに感動します。スリングはコシがあり太く、カラビナが回転しにくいので安全性も高いです。
| 重量/スリングの長さ | 12c12cm=112g 18cm=117g 25cm=122g |
| スリング | ナイロン |
| おすすめ用途 | ・スポート |
ペツル/ジンアクセス



カラビナは、ロープや支点と接触する部分の幅が広くなっているため、ロープがスムーズに動きます。なので、ロープとカラビナの寿命が長くなります。開口幅が広いため使いやすく、ベントゲートではロープのクリップが容易です。クリップ、アンクリップ時に引っかかりにくいキーロックシステムを採用しています。
| 重量/スリングの長さ | 12cm=112g 12cm=103g 17cm=120g 25cm=120g |
| スリング | ナイロン |
| おすすめ用途 | ・スポート ・マルチピッチ |
エーデルリッド/ミッションセットⅡ



カラビナは幅22mmと扱いやすいサイズです。71グラムと非常に軽量で、ダイニーマ性のスリングは吸水しないので、冬山や沢登りでも扱いやすいです。ノーズが細いキーロックタイプなので、アルパインでも活躍します。
| 重量/スリングの長さ | 14cm=68g |
| スリング | ダイニーマ |
| おすすめ用途 | ・アルパイン ・マルチピッチ ・沢登り |
アルパインクイックドロー(ヌンチャク)は自作する

既製品で売られているアルパインクイックドローもありますが、少し使いにくいです。カラビナに引っ掛かりのあるワイヤーゲートが使われているからです。アルパインクイックドローは普通のクイックドローよりも、とりあえず少数あれば良いので、使いやすいカラビナとスリングでの自作がおすすめです。
カラビナについてはこちらで解説しています。クリックで別タブで開きます。
>>クライミング用カラビナを徹底解説【登山でも使えるオススメ18種類】
スリングについてはこちらで解説しています。クリックで別タブで開きます。
>>【徹底解説】用途別スリング7選&クライミングでの使い方を分かりやすく解説!
まとめ
クイックドローには正しい使い方があります。間違った使い方をすると事故に繋がる可能性もあるので、まずは使用方法を正しく理解しましょう。クイックドローを選ぶ際は8個のポイントに留意し、自分の用途に合った物を選びましょう。
クイックドローは数が必要なことから、簡単に買い替えられる物ではりません。長く使うことになるクライミングギアです。最初が肝心なので、良い物を買うことをおすすめします。



マムート/センダーキーロック12cmQD
マムート/センダーキーロック17cmQD
カンプ/ダイオン MIX Express KS
グリベル/アルパインプルームキャプティブ
BD/ミニワイヤークイックドロー
DMM/アルファスポーツクイックドロー
ペツル/ジンアクセス
エーデルリッド/ミッションセットⅡ
