【ファイヤークレスト28】レビュー!ザックはこれ一つで簡潔。ブルーアイスのベストセラー
「用途に合わせてバックパックを選びたくない。1つで全部済ませたい」
僕はバックパックマニアなところがあるので、登山用だけで15個ぐらい持っています。クライミング用、雪山登山用、ハイキング用、日常用・・・体は一つしかないのに持ちすぎです。
本記事では、ブルーアイスから販売されているファイヤークレストをレビューします。使ってみると、確かにオールシーズン使えると謳われている理由が分かりました。登山用バックパック選びで迷っている方に向けて、ブルーアイスのファイヤークレストをレビューします。
旧型ファイヤークレストは黄色ですが、新型はレッドクレイとダークスレートの2色展開となります。新型では生地の強度が上がり、ショルダーポケットが大きくなって使い勝手がよくなりました。28Lはクライミングやハイキングに、38Lはオールシーズンにおすすめです。
【理由】なぜファイヤークレストなのか
ブルーアイスからさまざまなバックパックが販売されています。その中でもベストセラーとして長年販売されてパックの一つがファイヤークレストです。オールシーズン使えると謳われている理由が知りたくて購入しました。
【詳細】ファイヤークレストの商品説明



耐久性、軽量性、汎用性に優れたバックパックです。ハイキングからクライミング、冬山登山、バックカントリーとすべてにおいて使いやすく作られています。容量は28Lと38Lあるので、用途に合う方を選べます。
| 重量 | ・28L/835g ・38L/965g |
| サイズ | ・S/M(背面長44cm) ・M/L(背面長49cm) |
| カラー | ・ダークスレート ・レッドクレー |
| 素材 | カーボネートコーティング高強度210dナイロン |
| 付属品 | ・アバランチポケット ・スキーキャリーキット |
【メリット】マルチピッチで使ってわかったこと
ちょっとだけ敬遠してたザックですが、使ってみるとその良さが分かりました。
ショルダーのポケットが使いやすい




スマホの収納場所に迷う方のために、ショルダーに便利なポケットがついています。僕のメインスマホはGooglePixel8(6.1インチ)ですが、ケース付きでもスポッと入ります。薄型なのでクライミングの動きに邪魔になりません。新型のポケットは、より大きくなりました。

右のショルダーには水筒を入れるポケットがあります。今回は350mlのソフトフラスクを入れてみましたが、相性が良くてクライミングの動きの邪魔になりません。500mlのペットボトルも入れられますが、少し腕が当たって邪魔になりました。
コードで絞められるので落ちる心配がありません。こういった細かい造りはさすがです。
雨蓋の容量は2Lと意外と大きい



雨蓋の容量は2Lです。500mlのペットボトルが入るサイズ感です。
雨蓋の撥水ジッパーは横では無くて縦に開きます。例えばマルチピッチでザックをぶら下げて中身を確認する際に、ザックがどちらの向きになっても物を落とさず開けます。物が落ちにくいようにメッシュのパーツも付いてます。これは良く考えられているなと思いました。
サイドポケットとサイドジッパーが使いやすい




ザックの左側にはメッシュポケットがあります。インサレーションウェアやカッパも頑張れば収納可能です。ウインドシェルジャケット程度の薄い服だと相性が良さそうです。サイドベルトの位置を変えることで、脱落防止にもできるのは良く考えられています。




ザックの左側はダブルジッパーのサイドポケットがあります。こちらもサイドベルトの位置を変更可能です。ダブルジッパーなので、クライミング時などは上から開けた方が物が落ちにくくて良いでしょう。やはりよく考えられてます。新型ではサイドジッパーが長くなりました。
ウエストベルトは収納可能



ウエストベルトは、クライミングで邪魔になる際は収納可能です。パッドを外して紐だけにもできます。アプローチではウエストベルトをしっかり使い、クライミング時は収納することで邪魔にはなりません。
ギアループにもなるハイドレーション用のループ


ハイドレーション用のループがあります。ギアループにしても良いのかなと思い使ってみました。チームで使う際にはギアの整理ができて良いです。
大型のセキュリティーポケットがあるので車のカギはこちらに収納しましょう。
ロープの運搬もしやすい


ロープを雨蓋に挟んで運ぶ際に、サイドベルトがあるのでロープをしっかりと固定できます。サイドベルトが無いザックは、ロープが落っこちちゃうことがあるんですよね。雨蓋は荷物が少ない時でもロープを挟みやすい小さなループ付きです。
BCでも使いやすいかもしれない




BCではまだ使っていませんが、必要な機能は備わっています。アバランチポーチは取り外すこともできますし、ザック内に装着することもできます。スキー板はバックパックを担いだまま担げるのは便利です。
僕の感想としては、BCにはBC用のザックを使った方が使い勝手が良いだろうなと思います。
【デメリット】イマイチな点
ここは少し残念だな~と感じる点をご紹介します
Aフレームができない


ケンコー社のHPでは、Aフレームでのスキーの取り付けはできないと書かれています。サイドベルトが破損する恐れがあるからとの理由です。BCスキーにて板を外して長いアプローチを歩く事がある場合はファイヤークレストを選ばない方が良いです。
ツインチップのスキー板とは相性が悪い



スキーの運搬をするには、付属のループにスキー板の末端を入れる必要があります。ツインチップのように反りが強いとループに板が入りません。もしくは板を入れるのに苦労します。反りの強い板を使う際は注意が必要です。
雨蓋が可動式ではない

雨蓋が可動式ではないので容量の調整が少しし難いと思います。挟むことはできます。そもそも小さいザックで雨蓋が可動式である利点はほとんど無いかもしれません。
新型と旧型で変わった点

僕が使っている黄色のファイヤークレストは旧型です。新型はレッドクレイとダークスレートの2色となります。新型になってアップデートした点は以下のとおりです。
| コーティングの追加 | ベースとなる生地は同じですが、新たに「カーボネート・コーティング」を施したことで耐摩耗性が旧型の2倍になった |
| フォーム(パッド)の変更 | 使われているすべてのフォーム材が、より弾力性と復元力のある(ヘタりにくい)素材に変更された |
| サイドジッパーの延長 | メインコンパートメント(荷室)へアクセスするためのサイドジッパーが長くなり、中の荷物がさらに取り出しやすくなった |
| チェストポケットの拡大 | ショルダーハーネスの胸ポケットが大きくなり、ソフトフラスクやスマートフォンがスムーズに収まるようになった |
| アックス固定具の見直し | アイスアックスを留める留め具のトンネル構造を改善し、より確実にホールドできるようになった |
| アバランチポーチにパッドを追加 | 付属しているアバランチポーチの幅を少し広げ、全面パッド入りに変更。スキーを斜め掛けした際に、スキー板とショベルが直接干渉するのを防ぐ |
| スキーキャリーがカラビナ式に変更 | スキーを固定する上部のストラップが、フック式からカラビナ式に変更。スキーの固定用としてだけでなく、クライミング時のビレイポイントで使いやすくなった |
| ウエストポケットの廃止 | ウエストベルトにあったポケットを廃止し、重量を削って軽量化した |
まとめ
ファイヤークレストがブルーアイスのベストセラーである理由が分かりました。軽くて多機能、シーズンを選ばずに使える汎用性があります。ハイキングでもクライミングでも雪山登山でも使いやすい理由が分かりました。
28Lはハイキングやクライミングに、38Lだと雪山で使いやすいと思います。
新型はパワーアップしていて、生地の強度があがり、便利なチェストポケットが大きくなってさらに便利になりました。サイドジッパーが長くなったので中身も取りやすくなっています。僕が持っているのは28Lなので、新型の38Lが欲しくなりました。貯金が溜まったら考えます!

