【沢登り初心者必見】ライフジャケット徹底比較|タイプ別特徴
- 沢登りに最適なライフジャケットとは?
- 吹き込み式、フォームタイプの違いは?
- 安くても安全に使える物が欲しい
沢登りにライフジャケットは必須ですが、沢登り用と販売されている物は多くはないです。いざというときに命を守ってくれる物なので、ちゃんと選びたいです。この記事では、フォームタイプと吹き込み式のライフジャケットの違いを解説します。
フォームタイプは沢登り全般を通してオススメです。吹き込み式は極簡単な沢登りにオススメです。沢登りならではのライフジャケットの選び方があるので、解説します。この記事を読むと、安くて安全なライフジャケットを選べます。
初心者におすすめのライフジャケットは、リーフツアラーです。値段が安く、作りもしっかりしています。海外メーカーのライフジャケットは丈が長い物もありますが、リーフツアラーはサイズが日本人向きです。すっぽ抜けの紐はないので、スリングなどで工夫しましょう。
ライフジャケットの重要性

初心者が沢登りに行くならライフジャケットは必須です。沢登りは水深が変化しやすく、流れが急な場所が多いです。そういった場所でライフジャケットは必須ですが、初心者ほど水深の深さや水流の強さを見極めることは難しいです。
ライフジャケットを着るだけで温かく、体温低下の予防にもなります。ちょっとした泳ぎではライフジャケットの浮力で体力温存につながります。体力に自信のない方や女性にもライフジャケットはおすすめです。


水量の多い沢登りにはライフジャケットは必須です。水が極端に少なく、泳ぎがほとんどない沢に初心者を連れて行ったときに、初心者を溺れかけさせた経験があります。初心者は服を着たまま水に入ると、想像以上に泳ぎにくいことを知らなかったからです。
泳ぎに自信がない人や、初めて沢登りに行く人にはライフジャケットは必須だと考えています。
ライフジャケットの種類と基礎知識

ライフジャケットには、フォームタイプと吹き込み式タイプがあります。それぞれ特徴をご紹介します。
かさばるけど信頼性の高い「フォームタイプ」

沢登りでオススメするライフジャケットはこのタイプです。浮力の高いフォーム(発砲ポリエチレンなど)が内臓されてます。必ずベストタイプ(チョッキタイプ)の物を使用してください。浮力は数値として何kgか表記されている物も有ります。フォームタイプの特徴は以下のとおりです。
- 岩などにぶつかっても浮力が失われず、安全
- 耐久性がある
- かさばる
コンパクトだけど信頼性に劣る「吹き込み式タイプ」

息を吹き込んで使うライフジャケットです。初心者向けの、溺れるリスクが少ない簡単な沢登りで使いましょう。着る浮き輪といったイメージです。フォームタイプと違い浮力の調整が出来ます。吹き込む量が少ないと思ったほど浮きません。
フォームタイプと比べて体とのフィット感が悪いです。旅行でも使いやすいように、コンパクトなライフジャケットが欲しい方におすすめです。吹き込みタイプの特徴は以下のとおりです。
- 生地に穴が空いて壊れる可能性がある
- 収納はとにかくコンパクト
- 本格的な沢登には向いていない
沢登りに適したライフジャケット選びのポイント

沢登りのライフジャケットの選び方は、カヤックなど、他のウォータースポーツとは少し異なります。選び方についてご紹介します。
浮力を確認する

ライフジャケットには、浮力が〇kg、もしくは〇N(10N=1kg)で表記してあります。浮力が高い物はよく浮くので安心できますが、ライフジャケットがゴツくなり、動きづらくなります。泳ぎの上手い人なら高い浮力はそれほど必要ない場合もあります。
国土交通省によると、体重が40kg以上の人は浮力が7.5kg以上の物を、体重が15~40kgの人は浮力が5kg以上の物を推奨しています。
初心者が行く沢登りでの使用に関していえば、浮力はあくまで目安として考えてよいと僕は思います。僕自身、がっつり泳ぎの沢でも浮力が5kgの物を長らく使用していました。飛び込んだ時は浮き上がるのに時間が掛かりますが、沈むことはありません。初心者が行くような沢登りであれば、浮力は5kg前後あれば大丈夫だと僕は考えています。
動きやすいライフジャケットか

無駄にポケットが多くなく、丈の短い物が沢登りでは使いやすいです。沢登りは上半身をよく動かす遊びです。時によっては重い荷物を背負わなければいけないので、ザックとのフィット感も重要です。沢登りに適した動きやすいライフジャケットの特徴は以下のとおりです。
- 無駄にポケットが多くない
- シンプルな物
- 丈が短く、ハーネスと干渉しにくい
- 肩回りがすっきりして動かしやすい
- サイズ調整ができ、体にフィットする
- 浮力が高すぎず、ザックを背負いやすい
ライフジャケットをすると、腰に付けたギア類が取りにくいです。そういった時はスリングをたすき掛けにして簡易ギアラックにしたりするのですが、ポケットが多いと邪魔になります。丈が短いと使いやすいです。


丈の短い物は、ハーネスとの相性が良いです。ギアが取りやすい。しかし、胸側のフォームがでっぱるので、シビアな登りでは邪魔になります。背中側もゴツくなるので、ザックとの相性も悪いです。何を優先するかで、ライフジャケットを選ぶと良いです。
【フォームタイプ】沢登りにおすすめ4選
信頼性に優れたライフジャケットはフォームタイプです。着るだけで少し温かく、安心できます。なるべくゴツくなく、動きやすい物がオススメです。おすすめのライフジャケットは以下のとおりです。
リーフツアラー/シュノーケリングベスト




他のスノーケリングベストと比べ浮力を約75%に抑えることでフィット感を高めます。股掛けのベルトを必要とせず、ウエストベルトでベストの浮き上がりを防止します。サイズによって浮力が異なります。日本人に合いやすいサイズです。カラーも豊富で、初めてのライフジャケットにおすすめです。
| サイズ | S :身長95~145cm / 胸囲49~80cm M:身長135~175cm / 胸囲67~106cm L :身長165~195cm / 胸囲90~115cm |
| 浮力 | S :浮力2.8㎏ M:浮力4.3㎏ L :浮力5.5㎏ |
| 素材 | 表面生地:ナイロン(420デニール・210デニール) 内部素材:EPEフォーム |
| 重量 | S 295g / M 407g / L 486g |
バムス/フローティングベスト






川や海でのパドルアクティビティに最適なライフジャケットです。肩回りがスッキリしているので、クライミング動作の邪魔になりません。肩と腰各2箇所で調整できるので体にフィットさせれます。フロントには携帯などを収納できるポケット付きです。手を温めるインナーポケットもあります。丈が短く、ハーネスとの相性も良いです。
| サイズ | S/M ( 胸囲/79-94cm) L/XL ( 胸囲/94-116cm) |
| 浮力 | 浮力7.5㎏ |
| 素材 | 表面 / ポリエステル |
| 重量 | ー |
モンベル/アクアバット


モンベルの激しいウォータースポーツ向きのライフジャケットです。運動のしやすさを重視しており、肩回りが動かしやすいです。肩と腰部分でフィット感を調整できます。全面には大きめのポケットがあります。
| サイズ | 胸囲:S/M(74~92cm) L/XL(92~113cm) |
| 浮力 | 浮力7.5㎏(S/Mサイズ) |
| 素材 | 表地:210デニール・ナイロン・リップストップ 裏地:210デニール・ナイロン・オックス 浮力体:NBR |
| 重量 | 703g |
HISEA/フローティングベスト




厚みが抑えられたシンプルで柔らかいライフジャケットです。身体へのフィット感は良いですが、丈が短い点が気になります。ハーネスとの相性はやや悪いです。フィット感の調整は腹部のバックルのみなので、サイズ合わせが難しいです。
| サイズ | XS :身長145~153cm / 胸囲60~70cm S :身長153~161cm / 胸囲80~90cm M:身長161~169cm / 胸囲80~100cm L :身長169~177cm / 胸囲90~100cm XL :身長177~185cm / 胸囲100~110cm |
| 浮力 | XS :4kg S :4kg M:4.5kg L :5kg XL :5kg |
| 素材 | フォーム65%、ネオプレーン25%、ポリアミド10% |
| 重量 | ー |
【吹き込み式タイプ】沢登りにおすすめ4選
フォームタイプに比べると耐久性と信頼性に劣ります。本格的な沢登りというよりも、初心者が念のため持って行くのにちょうど良いです。海や川遊びで浮き輪替わりに使うのにも良いです。非常にコンパクトなので収納には困りません。


滝に取り付くために、淵をちょっと泳ぐ必要があるときなどに吹き込みタイプはおすすめです。
リーフツアラー/フローティングベスト






息を入れて膨らませるシュノーケリングベストです。収納時は小さく折りたためます。旅行にもおすすめです。作りはしっかりしてます。背中はネオプレーン生地になっています。吹き込み口はうっかり空気が抜けないように、ロック機構が付いています。
| サイズ | XS :身長145~153cm / 胸囲60~70cm XS-S:身長125~150cmめやす、胸囲61~75cm M-L:身長145~170cmめやす、胸囲70~95cm XL:身長165~190cmめやす、胸囲90~110cm |
| 浮力 | XS-S:5.8kg M-L:8.9kg XL:15.8kg |
| 素材 | 表生地:ナイロン PUコーティング 背中生地:ナイロン100% 生地中層部:クロロプレーンゴム |
| 重量 | ー |
SUMUN/フローティングベスト




息を吹き込むタイプのライフジャケットの中では最も安価です。作りは意外としっかりしていますが、息を吹き込むエアバルブにロック機構がありません。うっかりエアバルブを押してしまうと空気が抜けてしまいます。あくまで補助的に使いましょう。
| サイズ | フリーサイズ |
| 浮力 | 記載なし |
| 素材 | ポリエステル |
| 重量 | 350g |
まとめ
初心者は沢登りに行くならライフジャケットは必須だと考えています。できればフォームタイプの物で、浮力が自分の身体に適したものを選びましょう。簡単な沢登りにお守り程度に持って行くなら吹き込み式もおすすめです。
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