大山登攀【別山中央稜】2021.2

別山中央稜は大山北壁を代表する?とても楽しいルートだ。
ただし、浮石が多く、落石させない事に神経を尖らせないといけない。
この日は5人という大所帯で登り、皆落石には神経を尖らせていたが、大きな石が目の前を落ちていった。
この日は雪の状態がとても良く、アイゼンもピッケルもバシバシ決まった!
南光河原駐車場(04:30)→別山取り付き(07:00)→別山~夏道合流地点(14:00)→駐車場(15:00)

雪は少ない。
雨が降ったりした後なので、とてもよく締まっている。

毎度思うのだが、取り付きまでも地味に登ります。

大体なのですが・・
左の雪稜を登って、適当な処で中央稜となる尾根に取り付きます。
下部は藪が多いです

尾根に取り付いた所。
どこで尾根に取り付くかにより、ピッチ数が変わってくる。
下部は藪が多いので、なるたけ高度を稼いで取り付きたいところ。

斜度が出てくる手前でロープを装着。
岩に支点を取ります。

ルートを通して細い枝が多めです!
雪を掘り起こして根っこに支点を取る。

段々と斜度が立ってくる
アイゼンの前歯だけで登ったり、ビレー中も前歯をメインに使用したりして、ふくらはぎが疲れてきます。

時々リングボルトが出てきます。

最初の核心となる岩場。
上手にピッケルを使って、岩をアイゼンで踏んで登ります。


段々と岩々としてきます。

これは別の日の写真ですが、分かりやすいので載せます。
上部の岩々してきたところから、上部の岩稜帯の核心部がスタートします。

上部岩稜帯の核心。
ここはルートの取り方や雪の付き方によって難易度が大きく変わると思う。

上部岩稜帯を抜けた処

ここから右の雪稜を登ります。
あのスカイラインが別山の山頂です!

別山山頂に到着!

別山山頂から吊り尾根に下る。
ここは残置の支点があるので懸垂したり確保することもできます。

何度も別の日の写真をすみません・・
これが吊り尾根に降りたところ。ちなみに、アイゼンが外れて装着しなおしている所です。危ない危ない・・

あとは、斜度のある雪稜を登りつめます。

振り返ると、別山が美しい!

夏道の到着!お疲れ様でした~
あとは夏道を使用して下山しました!