ブラックダイヤモンドのヘッドライト【コズモ】をレビュー!ペツルとも比較してみました。
前回はペツルのアクティックをレビューしてみました。
今回はBDのコズモをレビュー!
前回の話では、BDのヘッドライトは不具合が多い気がすると冒頭で述べてますが、それでもBDのヘッドライトは長らく僕の登山を支えてくれました。
また、BDのヘッドライトは頻繁にモデルチェンジを行っており、どんどん改良が加えられています!
シンプルで使いやすいのはペツル!電池の持ちが圧倒的に良いのはBD!何故ならペツルには無い調光機能がついているから!
では見ていきましょう!
外観、スイッチ、電池ボックス
こちらがBDのコズモ 300ルーメン 税込¥3,630
写真のヘッドライトは古いモデルで、今年(2022年)には新モデルが発売されています。
なんといってもBD製品は安い!
スイッチは一つ。
大きい方が電源スイッチで、小さいほうがモード切替のスイッチ。とても分かりやすいです。
IPX8(水深1.1mに30分耐えれる構造)!
BDは電池ボックスにこだわりがある。
1つ目が、電池ボックスに水は浸水するが、それ以上内部には水が浸水しない作りになっている!
2つめが、電池ボックスにある複数の縦溝は、ライトの熱を電池に伝える機構で、寒さの中少しでも電池の持ちをよくする機構とのこと。
何だかこの説明を聞いただけでも、BDのヘッドライトを選ぶ理由になりそうだ!
実際の明るさはこちら!
弱モード | 明るさ6lm | 照射距離8 m | 照射時間200 h |
BDは、ワイドビームとロングビームでライトが分かれており、どちらのモードも明るさを無段階で変えることができる。
上の写真はワイドビームが光っており、手元を照らすのに最適!
写真は真っ暗だが、暗いテント内やテントのまわりをうろうろするぐらいなら使える明るさだ。
中モード | 明るさ150 lm? | 照射距離52 m | 照射時間17h |
こちらがロングビーム
暗い登山道を歩くなら十分な明るさだ!
強モード | 明るさ300 lm | 照射距離74 m | 照射時間6.5 h |
そしてこちらが、ロングビームもワイドビームを光らせたMAX明るい状態だ!
暗く登山道が分かりにくい中でも遠くを照らせるので、ルートファインディングがしやすい!
この明るさで、ルートファインディングが難関だとされている真っ暗なマッターホルンも登れたので、十分だと思う!
赤色灯。BDはなんと、赤色灯まで無段階で調整できるのがうれしい。
もちろん、どのモードでも点滅させることもできる。
ペツルとBDを比べてみた
ペツル/アクティック | BD/コズモ | |
防水性能 | IPX4(雨粒程度) | IPX8(1.1mまで完全防水) |
電池の持ち (弱) | 6ルーメン 120時間 | 6ルーメン 200時間 |
(中) | 100ルーメン 12時間 | 150ルーメン 17時間 |
(強) | 350ルーメン 2時間 | 300ルーメン 6.5時間 |
重量(電池込み) | 86g | 83g |
大きな違いだけ表に書き出してみた。
・防水性能については、BDのほうが圧倒的に良い。
・電池の持ちは中と強はBDのほうが持ちが良い。これは、ペツルは中と強モードだとワイドビームもロングビームも両方点灯するのに対し、BDはどちらか一つを選んで点灯させることが出来るからだと思う。
ペツルはよりシンプルに。BDは少し複雑でも電池寿命が長い。という事だろう(その結果、BDは不具合が多いのだと思う・・・)
まとめ
ペツルにもBDにも、どちらにも違った良さがあることが分かった。
特に、BDはヘッドライトに関しては度々モデルチェンジを加えている事からこだわりが強い事がう伺える。
BDは値段も安いし、万が一新品に不具合が起きてもアフターサービスに強い。
BDのヘッドライトは、モデルによっては電池の残量メーターも付いています。
メインはペツルで。予備で電池寿命の長いBDを持つというのも一つの手かもしれない!
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