八ケ岳【小同心クラック】写真多め&動画もあります
ここ数年仕事が忙しく、毎年恒例だった冬の八ケ岳に行けてなかった。
ようやく仕事も落ち着き始め、数年ぶりの八ケ岳。今回は小同心クラックと中山尾根に取りつく予定だ。
いささかの不安を感じつつも、まずは小同心クラックを登った。
2月25日
赤岳山荘(05:00)出発(06:00)→赤岳鉱泉(08:00)テント設営出発(09:10)→大同心稜→大同心基部(10:40)→小同心取り付き(12:45)→横岳(15:45)→硫黄岳(16:40)→赤岳鉱泉(17:40)
2月26日
赤岳鉱泉(06:30)→中山尾根取り付き到着(08:15)登攀開始(09:00)→上部岩壁取り付き(11:40)→トラバース終了点到着(13:30)→地蔵尾根(14:15)→赤岳鉱泉(15:00)
2月27日
赤岳鉱泉(06:30)→下山→赤岳山荘(07:45)→八ケ岳山荘入浴出発(09:00)→山口県防府(18:00)
登攀記録
アプローチ
久しぶりの八ケ岳は、二日間とも快晴の予報!
最強のペアルックです笑
赤岳鉱泉でテントを設営し、さあ出発しますかー!
急斜面な大同心稜を登る。寝不足でペースが上がらず。
ほんまに最高な景色です!
大同心の基部に到着!小同心の取り付きまでも怖い
大同心。夏登ったので次は冬登らねば!
赤岳と阿弥陀岳ですね!
今回登る小同心。
先ずは取り付きに向かうためにトラバースをしなければいけない
まずは大同心のトラバース
小同心クラックまでのトラバース。
トレースなくて苦労しました~。一部いやらしい所があったのでロープを出したりして時間かかりました。
ここまでくれば安心。後は高度を稼ぐだけ
取り付きに到着。登攀開始!
取り付きに到着!
今日は3人。有ちゃんに引っ張ってもらう事にしました!
1p 下部 Ⅲ+級 ・ 上部 Ⅳ-級
1P目 下部 Ⅲ+ ・ 上部 Ⅳ-
写真の位置までは比較的簡単です。支点も探せばハーケンなどあります。
問題はチムニーに入ってから。一段登ったところに終了点があります。ここまでがⅢ+。そこから更に上に上がったところがⅣ-
更に上がるところで支点が無く(見つからず?)、バランシーで難しかったです。
さあ登ります
核心部分です。
ここを登ると堅固な終了点があります。
2p目 Ⅳ級 核心ピッチ
2p目 Ⅳ
いよいよ核心ピッチ。終了点から大きな岩を右に回り込みます。
中部からチムニー登りになります。とにかく支点が見つからない!リードの有ちゃんはスーパーランナウトで登りました!
ここからチムニー登り。スローパーな手と足を使って、足元が涼しい感じで登ります。
夏登った記憶ではハーケンが時々あったと思いますが、この日は雪がついていて見つかりませんでした。
ここを登れば堅固な終了点。
3p Ⅲ級
こちらが3p。Ⅲ
Ⅲ級とするも、最初のこのチムニーが意外と悪い!
リードの有ちゃん。
うまい感じで右のワイドクラックを使って登りました!
ここは空身のほうが登りやすいと思う。
ここから上も、支点が見つからずスーパーランナウト。
先ほどのチムニーを登ると、後は簡単。
小同心のあたまに到着!
あとは横岳の岩壁を登ります。
最後の横岳への登り Ⅲ級程度
横岳は1pのみ。Ⅲ級程度。
取り付きのハーケンでセルフをとって登攀開始。
一段登って、←の岩をのっこすところが核心。
カムで支点を取ります。
横岳山頂に到着!
横岳山頂に到着!
硫黄岳経由で下ります~
硫黄岳ののぼりがしんどかったですね~
テントに到着
テントに到着!
翌日は中山尾根の予定だったのですが、小同心にはトレースが無かったので中山尾根も心配に。
疲れていたけれど中山尾根まで偵察に行き、トレースがあるのを確認して翌日の行動開始時間を決めました。
この日は疲れているので早く寝るのかと思いきや、結構飲んでしまいましたね!笑
ありちゃんオールリードお疲れ様でした!