沢登り-山口・広島・島根県
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鈴ノ大谷川ナカノ谷

岩と沢さん
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ナカノ谷は、水も綺麗で滝も登攀的要素を含んでいて面白い。
前半はゴーロが長いが、後半は大きな滝が連続して現れる。
大した藪漕ぎもなく林道に出られ、踏み跡をたどり駐車場に帰ることが出来る。
タイム:8時15分 入渓→9時 ナカノ谷との分岐の二俣→9時30分 F9→13時 林道→14時20分 駐車地点
ルート図:ページ下部
メンバー:H・A・T

林道から川に向かって藪を降りる
入渓地点
すぐに堰堤がでてくる。右岸を高巻いたが、ガレガレでとてもこわい!早めに高巻いた方が良いかもしれない
堰堤を高巻く
残置ロープを使用して沢に戻る
F1綺麗で大きな淵を持つが、倒木が残念!
ゴルジュに癒される!
すぐにF2が現れる
滝の直登は不可能。水量が著しく少なければいけるかも?
F2の右岸を登る。フリーで登ったが、結構怖い!
すぐにまた綺麗なゴーロになる。
この堰堤は右岸を登った
ゴーロを歩くと、またすぐにF3。簡単
次の堰堤まで小滝が連続する
この堰堤は直登したが、落ちると危ない。危険と思ったら巻きましょう♪
ゴーロを歩くと二俣に。ここを右俣へ
小滝が連続する!
連続した小滝を登ると、トユ状の大きな滝が出てくる。簡単だけれども、慎重に!
この滝はぬめぬめで気持ちが悪かった!ヌメヌメに足を取られなければ簡単
再びゴーロとなる
倒木のうるさい小滝
そうすると目の前に見えてくるのは・・・
F9が現れる!この谷のハイライトだ。

F9は技術的にも難しい登攀要素の高い滝だ。
水量が多い時は左の水際を登ったことがある。今回は右の水際を登ったが、非常に滑っており怖かった!
下部はハーケンが決まり易く、上部は意外とリスを見つけることが難しかった。
水が一番はじけ飛ぶ上部で左にトラバースして抜けた

F9を登るセカンド
その後すぐに簡単なF10
F11がすぐに姿を現す
写真のポイントが核心。カムが決まり易い。上部は階段状で簡単。
F11はカムで終了点を構築
F11の終了点をF12から望む。F12も非常に滑っているので慎重に!
後続が登ってきた!
息つく暇もなくF13。左の水流の中を登る。上部の方が簡単
そしてすぐにF14
上部がスラブでいやらしい!カムで支点が取れるので早めに支点をとっておきたい
再びゴーロに
F15
段々と水が少なくなっていく・・
二俣。ここは右に
最後の方だからと油断大敵!こういう滝が一番怖いですね~
再び幻想的なゴーロに・・・
崩壊地点。ここを左奥にいくと・・
長いトユ状の滝が!
最後まで気が抜けませんね!
暫く歩くと、またすぐに二俣。ここは左に行きます
左俣に入ってすぐの滝。抜け口がスラブで本当にいやらしい!
その後はすぐに伏流っぽくなってきて、倒木がうるさくなってきます。
それっぽい所を進むと、ピンクテープがあります。
10分程歩くと藪漕ぎもなく水管が見えます。この直ぐ上に林道があるわけですが、林道に上がるまでは猛烈な藪&イバラ!
林道に出ました!とりあえずお疲れ様です~
ここを写真奥の方に300m程歩くと・・・
すっかり藪に覆われてますが、沢まで登山道が続いています。
ポールが立ってるので、それが目印です
最初は藪が濃く、うっすら踏み跡があります。
ピンクテープは最後までしっかりあるのでしっかりトレースしましょう!
段々藪がなくなってきます
コンパス片手に読図も楽しい♪
素直にピンクテープを追っていけば、沢まで降りられます。
高くてこわ~いインクライン橋
あとはすっきりした林道を歩けば入渓地点まで戻れます♪
https://maps.gsi.go.jp/?hc=hic#16/34.37537/131.822342/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

簡単なトポ図を作成してみました。
間違っているかもしれませんが、もしよければ参考にされてみてくださいね!

この記事を書いた人
岩と沢さん
岩と沢さん
この記事を書いた人
■JSPO山岳コーチ1
■元登山ガイドステージⅡ
■元登山用品店のショップ店員だった僕。
山に登る事と、新しいギアを山で試すことが好きです。
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