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【ブルーアイス/ワディ22】レビュー!シンプルで多機能なクライミングザック

岩と沢さん
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クライミング用のザックはさまざまなメーカーから発売されているので、迷う方は多いです。クライミングに適したザックを選ばないと、生地に穴が空いたり、クライミングで使いにくかったりします。

この記事では、ブルーアイス社のクライミング向けザック【ワディ22】について詳しく解説します。この記事を読むと、ワディ22が自身の使い方に合っているかどうかがわかります。

ワディ22だけにしか無いクライミングに便利な機能が備わっており、断トツで生地が丈夫(1000D)なので、クライミングに安心して使える便利なザックです。初心者の方でも上級者の方でも、満足できるザックなのでおすすめです。

岩と沢さん
岩と沢さん
この記事を書いた人
Profile
■JSPO山岳コーチ1
■元登山ガイドステージⅡ
■元登山用品店のショップ店員だった僕。
山に登る事と、新しいギアを山で試すことが好きです。
WEBライターとしても活躍しています。
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ブルーアイス社の【ワディ22】は軽量で多機能なクライミングザック

ブルーアイス社の概要と、ワディ22の概要について、以下の3点を解説します。

  • ブルーアイス社とは
  • ワディ22の使用シーン
  • ワディ22のスペックと特徴

ブルーアイス社とは

ブルーアイス社とは、アルパインクライミングの本場シャモニーを拠点として活動している「クライミング向け用品」を開発・販売している会社です。革新的で機能的、最新の機能を備えた商品を次々と発売しています。

ワディ22の使用シーン

ワディ22の使用シーンは以下のとおりです。

  • 1日で行って帰れるマルチピッチクライミング
  • 街中などの普段使い
  • 荷物の少ないアイスクライミング

通勤や通学、街中で使っても違和感の無いデザインながら、クライミングで使いやすい機能が備わっています。

ワディ22のスペックと特徴

丈夫で快適な背負い心地ながら、軽さと強度の最適なバランスが良いです。

強化された背面パネルと特別に設計されたショルダーストラップにより、快適な背負い心地です。バッグをビレイにクリップするための実用的なカラビナがあるので、マルチピッチで実用的です。持ち運びハンドルも付いています。

全体の生地が厚く、頑丈です。前面パネルにはクッションが入っているので、摩耗や突起物から中身を守ってくれます。アックスを取り付けても破れることはありません。ハイドレーションに対応し、ヘルメットとピッケル&ポールホルダーが付属しています。

重量:  550g / アイスアックスとヘルメットキャリーなしで500g
サイズ:  47*28*22cm – ワンバックサイズ
・素材:高靭性1000Dナイロン6.6 PFCフリー、ブルーサイン認証
・2カ所の小物ポケット付き
・クライミングモードに最適化したバックパネルとショルダーストラップ
・簡単に調整できる胸部ストラップ•
・取り外し可能な20mmウエストベルト
・簡単にクリップインできる持ち運びハンドル
・ロープストラップ + クイックビレイクリップ用の調整可能な2kNカラビナ
・素早くアクセスできる外部サイドポケット(ウォーターボトルにフィット)
・キーフック付きの小さな貴重品用内部ジッパーポケット
・ヘルメットとポールキャリーが付属
・ハイドレーションブラダー対応

細かな機能

ヘルメットホルダーと、アイスアックスを留めるパーツが付属しています。

内部にはキーフック付きのポケットがあります。車の鍵や財布を入れておくと、落とす心配がありません。ポケットの裏にはハイドレーションを入れるポケットがあります。ハイドレーションを入れることで、水を落とす心配もなくなるので、マルチピッチではおすすめです。

ロープストラップ + クイックビレイクリップ用の調整可能な2kNカラビナが付いています。これが無いと、ヌンチャクなどでザックをぶら下げないといけないので、マルチピッチではとても便利です。カラビナは段が無いので扱いやすいのも特徴です。

チェストバックルも引っ掛かりにくいように全体が生地で覆ってあります。こういった細かいところまで作り込んであるのは、さすがブルーアイスです。ウエストベルトも取り外しやすく付けやすいです。

実際に使ってみた!ワディ22のメリット・デメリット

ワディ22を実際にクライミングで使いました。メリットとデメリットについて解説します。

メリット

ワディ22は、一日で登って降りるマルチピッチクライミングに最適なサイズ感です。アプローチシューズ、救急品、行動食、防寒着、水などがちょうどよく入ります。背負ってもチョークバッグに干渉しません。

生地がとにかく厚くて丈夫です。わざと花崗岩に強く擦り付けてみると、表面が少し毛羽立ちましたが、穴が空くことは無さそうです。クライミングには十分な頑丈さです。

カラビナ付きのストラップがバック上部に付いているので、吊るして使うことができます。マルチピッチでバックを落とす心配がありません。サイドポケットには水筒が入るポケットがあるので、水分補給も簡単です。

デメリット

普段使いの場合、カバンの外側にいくつかポケットがあると助かりますが、ワディはサイドポケットしか無いので、やや不便です。

22Lはマルチピッチクライミングにとってピッタリのサイズ感ですが、ロープは入りません。ロープは外付けする必要がありますが、ザックのサイドにベルトは無いので、上部の一点のみで止める形になります。ロープが落ちない工夫が必要です。

まとめ

手ごろなお値段で、マルチピッチ向けザックをお探しの方には、ワディ22がおすすめです。生地が丈夫なので破れる心配が無く、シンプルなので枝などに引っかけるリスクが減ります。背負い心地も良いので、低山ハイクにもおすすめです。

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■JSPO山岳コーチ1
■元登山ガイドステージⅡ
■元登山用品店のショップ店員だった僕。
山に登る事と、新しいギアを山で試すことが好きです。
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