【記事カテゴリー】登山
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【登山コーチが解説】おすすめシュラフ(寝袋)14選!3シーズンと冬季用の選び方を徹底解説

岩と沢さん
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テント泊で寒い夜を快適に過ごすには、質の良いシュラフが必要不可欠です。寒くて寝られないテント泊ほど辛いものはありません。質の悪いシュラフほど意図的に「使用できる温度域」を隠したり分かりにくくしているのも事実です。

この記事では、本当に信頼して使用できるおすすめのシュラフと、その選び方について具体的に解説しています。この記事を読むと快適に寝られるシュラフが選べ、応用的な使い方まで分かります。

この記事の結論は以下の4点です。

  1. ISO規格の「コンフォート温度」を基準に選ぶ
  2. 登山で使うなら化繊よりダウンがおすすめ
  3. 2泊以上するなら濡れ対策は必須
  4. より温かく寝るためのアイテムを知っておくと良い
岩と沢さん
岩と沢さん
このブログを書いてる人
Profile
■登山ガイドステージⅡ
■元登山用品店のショップ店員
■JSPO山岳コーチ2
■JSPOクライミングコーチ1
8年間務めた仕事を退職し、海外登山を果すほどの登山愛好家。
現在は二児の父をしながら、家庭と登山の両立を目指しています。
Instagramの更新も頑張っています!
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【春夏秋むけ】おすすめの登山用シュラフ8選

山のテント泊で寒くて寝られないということほど辛いことはありません。僕は初めての冬山は赤岳鉱泉のテント場で-15度の中、モンベルのダウンハガー800#3(コンフォート5℃)で寝ました。当然夜は眠れず辛い思いをしたのを今でも思い出します。シュラフは妥協しないでください。
※日本北部で使う場合はコンフォート温度に余裕を持って選んでください。

ISUKA/ウルトラライトNEOモンベル/シームレスダウンハガー800#3ISUKA/エアドライト290ISUKA/エアドライト480NANGA/UDDバッグ 380DXNANGA/UDDバッグ 450DXNANGA/オーロラテックスライト350DXNANGA/オーロラテックスライト450DX
コンフォート温度
(快適に寝られる)
15度5度4度ー2度3度1度5度0度
使用限界温度
(寒さに強い人)
0度ー1度ー7度ー2度ー4度0度ー5度
対応山域
・涸沢(標高2,300m)
・上高地(標高1,500m)
・夏の低山
・沢登り

・6-8月末の上高地
・8月の涸沢
・5-9月中旬の上高地
・8月の涸沢
・5-9月中旬の上高地
・6月ー9月中旬の涸沢
・4-10月末の上高地
・7月ー9月初旬の涸沢
・4月中旬-9月末の上高地
・6月中旬ー9月初旬の涸沢
・4月中旬-10月初旬の上高地
・8月の涸沢
・5-9月中旬の上高地
・6月中旬ー9月初旬の涸沢
・4月中旬-10月初旬の上高地
重量470g589g560g870g680g825g730g865g
収納サイズΦ12.5×23cmΦ13 x 26cmφ14×24cmφ16×32cmφ13×25cmφ14×30cmφ14×27cmφ14×31cm
ポイント・軽量
・安い
・コンパクト
・コスパ〇
・生地のみ撥水
・生地は超撥水
撥水ダウン
・生地は超撥水
撥水ダウン
生地とダウンに撥水加工生地とダウンに撥水加工防水生地を使用防水生地を使用
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ISUKAはコンフォート温度の記載はなく、最低使用温度と独自の記載をしています。最低使用温度から5~10℃をプラスした温度がコンフォート温度の目安です。ISUKAは最低使用温度に+5℃した値をコンフォート温度、最低使用温度を使用限界温度として記載しています。

僕のおすすめは以下のとおりです。

コスパに優れたシュラフの代表格です。保温性とコンパクトさ・重量・価格のバランスが非常に良いです。夏の標高3,000mでは寒さを感じることもありますが、温かくする工夫ができるなら使えます。寒さに弱い方はもう少し温かいシュラフが良いでしょう。

コンフォート温度はモンベルのダウンハガー800#3と同じです。エアドライトはダウンに撥水処置がしてあります。夏の2泊以上のテント泊を考えているなら、撥水処置のしてあるシュラフがおすすめです。結露や湿気が多い日のふくらみ具合が全然違います。

夏の標高の高い高山なら問題なく使える保温性があります。加えてシュラフの表生地には「オーロラテックスライト」という防水透湿素材を使用しています。新たにシュラフカバーを買う必要がありません。真冬以外は全てこのシュラフで済ませている友人がいます。

【冬むけ】おすすめの登山用シュラフ6選

冬用シュラフの快適温度は使用環境や体質(暑がり・寒がり)に大きく左右されます。スリーピングマットやダウンソックス、ダウンなどの装備がしっかりしていれば、コンフォート温度-10度でもある程度快適に寝られます。

モンベル/シームレスバロウバッグ800#0イスカ/エアドライト670ISUKA/ダウンプラス ニルギリ EXISUKA/ダウンプラス デナリ 900NANGA/オーロラテックスライト 750DXNANGA/オーロラテックスライト 900DX
コンフォート温度
(快適に寝られる)
-8度-10度-10度ー20度-8度-10度
使用限界温度
(寒さに強い人)
ー15度-15度ー15度ー25度-16度ー19度
使用用途・車中泊
・キャンプ
・厳冬期の中級山岳
・残雪期の3000m級
・冬期の中級山岳
・春の立山や涸沢
・冬期の北アルプス縦走登山
・八ヶ岳:赤岳鉱泉
・冬の北海道:大雪山系
・冬期の中級山岳
・春の立山や涸沢
・厳冬期の中級山岳
・残雪期の3000m級
重量2,157g1,070g1,270g1,600g1,280g1,400g
収納サイズΦ22×44cmφ20×34cmφ20×34cmφ22×38cmφ18×36cmφ20×40.5cm
ポイント・表生地は撥水加工
・圧倒的コスパ
・生地は超撥水
・ダウンは撥水
・コスパ〇
・表生地は撥水加工
・コスパ〇
・表生地は撥水加工
・防水生地を使用・防水生地を使用
外部リンク Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo Amazon 楽天 Yahoo
ページ内移動詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

僕のおすすめは、シュラフカバーを持っていないならオーロラテックスライト750、シュラフカバーを持ってるならエアドライト670です。80L程度の大きなザックを使うならデナリ900も選択肢に入ります。

登山用シュラフの選び方

登山用シュラフ(寝袋)の選び方を解説します。

快適に寝ることができる温度の選び方

シュラフはコンフォード温度で選びましょう。シュラフには「〇度で寝られます」との表記があります。この温度の測定方法は欧州統一規格「EN13537」または国際標準規格「ISO23537」に基づいて決められています。あえてリミット温度しか表記のないシュラフもあるので注意してください。

具体的には以下のとおりです。

定義選ぶ基準
快適温度
(コンフォート)
寒さを感じることなく、リラックスした姿勢で快適に眠ることができる温度。基本はこの数字で選ぶ
下限温度
(リミット)
体を丸めた姿勢で、8時間目を覚ますことなく眠ることができる限界の温度。・寒さに強い人
温かい衣類などを着て寝る場合
限界温度
(エクストリーム)
6時間耐えられる温度。参考にしてはいけない

保温性は「外気温、マットの断熱性能、ダウンの湿気、衣類、体質」などの掛け算によって決まります。登山でのシュラフの扱いに長けている人や、経験によって寒さに強いか弱いかが分かるなら下限温度が参考になります。初心者は快適温度で選ぶのが無難です。

僕は長年、夏の高山ではモンベルのダウンハガー800#3を使用しています。夏でも夜は0度近くになる槍ヶ岳山荘のテント場(標高約3,080m)では、寒くて目が覚めたことがあります。

ダウンと化繊の違い。

シュラフの素材にはダウンか化繊があります。登山で使うならダウンを使用しましょう。上の写真の一番左のシュラフはコンフォート温度8度ですが、一番右の厳冬期用シュラフ(コンフォート-8度)と同程度のサイズです。

化繊シュラフは予想よりも遥かにサイズが大きいです。ザックも大きくしないといけないのでトータルコストが高くなる可能性があります。シュラフはダウンが無難です。

メリットデメリット
ダウン・少量でも温かい
・コンパクト
・軽い
・値段が高い
化繊・濡れても保温性が落ちにくい
・安い
・お手入れが簡単
・重い
・かさばる

化繊には「濡れても保温性が落ちにくい・お手入れが簡単」というメリットがあります。化繊シュラフは沢登りや夏の低山におすすめです。

ダウンのFP(フィルパワー)とは、ダウンの膨らむ力の強さのことです。膨らむ力が強いほど、空気を取り込む量が多く、少ない量で高い保温性を得られます。FPの数字が高いほど少ない量で高い保温性を得ます。

保温性はFPだけで決まるものでなく、FPとダウンの量の掛け算によって決まります。保温性・軽さ・コスト・コンパクトさのバランスが良いのはFP800前後です。

シュラフはマミー型を選ぶ

登山では通常マミー型を使います。封筒型はキャンプ用と思ったほうが良いです。

マミー型と封筒型の違いは以下のとおりです。

メリットデメリット
マミー型・保温性が高い
・軽量
・コンパクト
・少し窮屈
封筒型・通気性が良い
・寝返りがうちやすい
・保温性が低い
・収納サイズが大きい

水濡れ対策

ダウンのシュラフは濡れると保温性が落ちます。テントの中の内壁は結露で濡れるので、シュラフが内壁に当たると濡れます。1泊2日程度なら対策は必要ないかもしれませんが、2泊以上でシュラフの性能を維持したいならシュラフカバーを使った方がいいでしょう。

より温かくする便利アイテム

シュラフのコンフォート温度が低いからと諦める前に、より温かくする便利アイテムをご紹介します。

【重要】スリーピングマット

シュラフの性能が高くても、スリーピングマットの性能が低ければ意味がありません。熱は地面から失われる比率がとても大きいからです。「地面が冷たくて寝られない」とならないために、夏山ではR値が2~3、冬山では5~6のものを選びましょう

インナーシュラフ(インナーフリース)

シュラフの中で使う薄いフリースの寝袋です。上の写真とは別商品ですが、シートゥーサミットの製品の説明では「3シーズンスリーピングバッグの保温性を最大〇%向上」と書かれています。単体で使ってもいいし、寝袋と一緒に使っても良いアイテムです。

インナーシーツと呼ばれる商品は、山小屋の布団やシュラフを汚さないためのアイテムです。保温性は無いので注意してください。

シートゥサミットでは3段階の厚みのインナーシュラフを販売していえます。衣類で温かくしようとしても、汗や雨で衣類が濡れているとシュラフの中では使えません。インナーシュラフなら防水処置をしっかり行っておけば、確実に多少は温かくできます。

像足(ダウンソックス)

山で寝ているとき寒さを感じやすいのは足です。今回ご紹介したシュラフはどれも「足元のダウンを増やす」作りをしているように、足元の防寒には気を使ったほうが良いです。像足も化繊とダウンとありますが、ダウンのほうが軽くて暖かく、蒸れにくいです。

シュラフカバー

「シュラフカバーを併用すると温かい」とは昔から言われ続けていますが、実際にどの程度温かいかは何とも言えません。シュラフは濡れると保温性が下がるので「シュラフカバーを使うと濡れによるシュラフの保温性が落ちにくいので温かい」といった方が正しいかもしれません。

シュラフの扱いに長けた人ならシュラフカバーは必要ないかもしれません。初心者や、テントの内壁にシュラフが当たってしまうほど、小さいテントを使う人はシュラフカバーが合った方が良いです。

防寒着

ダウンや化繊のジャケットやパンツは汎用性が高く保温性も高いです。ただし、汗などで濡れた物を使うとシュラフの中が濡れてしまうので扱いには慣れが必要です。僕は肌寒い日の沢泊などでは防寒着とシュラフカバーで寝たりします。

【詳細】おすすめシュラフ14選

おすすめのレインウェアの詳細を見てみます。

ISUKA/ウルトラライトNEO

化繊シュラフです。化繊は重くかさばるのであまり登山には向いていません。ウルトラライトNEOは軽くてコンパクト。夏の低山や沢登りなど「肌寒いので一枚何か欲しい」という時に活躍するシュラフです。

モンベル/シームレスダウンハガー800 #3

コスパに優れているダウンハガー800です。800FPを使用しているので軽さとコンパクトさのバランスが非常に良いです。ダウンといえども、700FPなどになると重量と大きさが伴うので購入するなら800FPが一番バランスよいです。

表生地のみ撥水加工がしてあります。2泊以上を予定しているなら、別途シュラフカバーを購入した方が山行中も保温性を維持しやすいです。

ISUKA/エアドライト290

表生地は超撥水。ダウンにも撥水加工を施したシュラフです。ダウンに撥水加工を施すことで、乾きが早く、濡れにも強いです。ダウンの弱点を克服したシュラフとも言えます。友人が使っていますが、やはり二日目以上でもふっくら感が強いです。テントの結露した内壁に気を付ければシュラフカバーが無くても使えます。770FPのダウンを使用しています。

ISUKA/エアドライト480

表生地は超撥水。ダウンにも撥水加工を施したシュラフです。ダウンに撥水加工を施すことで、乾きが早く、濡れにも強いです。ダウンの弱点を克服したシュラフとも言えます。夏の標高が高いテント場や涸沢の紅葉シーズンでも安心して使える保温性能です。770FPのダウンを使用しています。

NANGA/UDDバッグ 380DX

表生地とダウンに撥水加工を施したシュラフです。ダウンに撥水加工を施すことで、乾きが早く、濡れにも強いです。ダウンの弱点を克服したシュラフとも言えます。ISUKAのエアドライト290より少し暖かい保温性能です。770FPのダウンを使用しています。

NANGA/UDDバッグ 450DX

表生地とダウンに撥水加工を施したシュラフです。ダウンに撥水加工を施すことで、乾きが早く、濡れにも強いです。ダウンの弱点を克服したシュラフとも言えます。ISUKAのエアドライト290より暖かい保温性能です。770FPのダウンを使用しています。

NANGA/オーロラテックス ライト 350DX

表生地に防水透湿素材を使用したシュラフです。別途シュラフカバーを購入する必要がありません。NANGAは羽毛の追加サービスがあるので、使ってみて寒かった場合は羽毛を増やして保温性能を上げられます。具体的にはこちらをご覧ください。760FPのダウンを使用しています。

僕はオーロラテックスライトの寝袋を長年使用しています。とてもおすすめです

NANGA/オーロラテックス ライト 450DX

表生地に防水透湿素材を使用したシュラフです。別途シュラフカバーを購入する必要がありません。NANGAは羽毛の追加サービスがあるので、使ってみて寒かった場合は羽毛を増やして保温性能を上げられます。具体的にはこちらをご覧ください。760FPのダウンを使用しています。

僕はオーロラテックスライトの寝袋を長年使用しています。とてもおすすめです。

モンベル/シームレスバロウバッグ800 #0

化繊シュラフです。収納サイズはダウンよりも2回りぐらい大きいので登山には向いていません。前泊での車中泊やキャンプなどにおすすめです

ISUKA/エアドライト670

表生地とダウンに撥水加工を施したシュラフです。ダウンに撥水加工を施すことで、乾きが早く、濡れにも強いです。ダウンの弱点を克服したシュラフとも言えます。770FPのダウンを使用しています。

ISUKA/ダウンプラス ニルギリEX

コスパの良いシュラフです。表生地にのみ撥水加工がしてあります。シュラフカバーとの併用がおすすめです。720FPのダウンを使用しています。

ISUKA/ダウンプラス デナリ900

圧倒的な保温性能を持ったコスパの良いシュラフです。表生地のみに撥水加工してあるので、シュラフカバーとの併用がおすすめです。収納サイズはかなり大きいので、大きなザックが必要です。720FPのダウンを使用しています。

NANGA/オーロラテックスライト 750DX

表生地に防水透湿素材を使用したシュラフです。別途シュラフカバーを購入する必要がありません。NANGAは羽毛の追加サービスがあるので、使ってみて寒かった場合は羽毛を増やして保温性能を上げられます。具体的にはこちらをご覧ください。760FPのダウンを使用しています。

僕はオーロラテックスライトの寝袋を長年使用しています。とてもおすすめです。

NANGA/オーロラテックスライト 900DX

表生地に防水透湿素材を使用したシュラフです。別途シュラフカバーを購入する必要がありません。NANGAは羽毛の追加サービスがあるので、使ってみて寒かった場合は羽毛を増やして保温性能を上げられます。具体的にはこちらをご覧ください。760FPのダウンを使用しています。

僕はオーロラテックスライトの寝袋を長年使用しています。とてもおすすめです。

【メンテナンス】シュラフを長持ちさせる

高価なシュラフなので長く使いたい!という方のためにメンテナンス方法を解説します。

登山後はすぐに広げて乾燥させる

たとえ天気が良い山行だったとしても、睡眠中の汗や皮膚からでる不感蒸泄によってダウンは少なからず湿気を吸います。帰宅後はできるだけ早く風通しの良い日陰で干しましょう。使用後のメンテナンスが、寝袋本来の保温性能を保つ秘訣です。
(引用:ISUKAスリーピングバッグのメンテナンスについて)

シュラフは1シーズンに1回洗濯する

ダウン製品は家庭でも洗濯できます

NANGAの公式Youtubeが分かりやすいです。人は寝ているときに200mlの不感蒸泄があると言われています。その湿気の一部はシュラフ内に留まり、ダウンを湿気させると言います。皮脂汚れなどもダウンに付着するので、ダウンの保温性能を維持するためにも洗濯をしましょう

ナンガの公式には以下の記載があります。

“極端な例かもしれませんが、たっぷりと汚れや水分が付いた寝袋の洗濯前と洗濯後の製品重量を測ると、洗濯後には60g軽くなり、平置きにした時のボリュームが10㎝近く高くなる例もありました!”(引用:ISUKAスリーピングバッグのメンテナンスについて)

保管はゆっとりとした袋に入れる

保管する際は、スタッフバッグから出して保管用の大きい袋に入れ替えてください。ダウンのロフト(膨らむ力)を維持するためです。モンベルやNANGAは保管専用のバッグが付属しています。ISUKAは別売りで保管専用のバッグを販売しています。

僕はウール製品とシュラフは「乾っとデオケース」に入れて保管しています。「乾っとデオケース」は除湿機能とダニ除け機能が備わった保管ケースなのでおすすめです。

羽毛が抜けかかっていたら中に入れる

シュラフに限らず、ダウン製品は中の羽毛が抜けてしまうことがあります。その場合は裏からつまんで引っ張ると中に戻ります。ダウンが抜けるシュラフは粗悪品というわけではありません。

ダウンは抜けにくく、フェザーは抜けやすいです。ただし、フェザーは弾力があるので全体のロフトを維持する役割があります。NANGAの製品情報には「スパニッシュダックダウン90-10%」との記載があり、これはダウン90%、フェザー10%という意味であり、理想的な比率だと言われています。

ファスナーが寝袋の生地を噛んでしまい破ってしまう場合があります。その場合はダウンが抜ける前に速やかに応急処置を行いましょう。

まとめ

初心者はシュラフは必ずコンフォート温度で選んでください。コンフォート温度の記載が無く、基準があいまいなシュラフは選ばないほうが良いです。テント泊で快適に寝たいなら、一流メーカーのちゃんとしたシュラフを購入しましょう。

槍ヶ岳山荘などで、夜のテント泊が寒いからと山小屋に逃げてくる人がいると聞きました。それは適切な道具で対処できます。適切な道具で登山を安全に楽しんでいただければと思います。

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現在は二児の父をしながら、家庭と登山の両立を目指しています。
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