コラム
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【クライミング用語集】

岩と沢さん
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当サイトには専門用語が多いので、クライミング用語集を作成しました。

【あいうえお順】クライミング用語集

【あ行】

  • アイスクライミング: 氷壁をアックスやアイゼンを使って登ること。
  • アッセンダー: ユマールなど、ロープに対して一方向にしか進まないギア。通常は固定されたロープを登るために使う。
  • アップ: 本格的に登る前の準備運動や簡単な課題を登ること。
  • アブミ: はしご状の登攀器具。類義語:エイダー
  • アテンプト : ルートや課題に挑戦すること。同義語:トライ
  • 甘い (あまい): グレード(難易度)が、表示されている数値に対して易しく感じられること。→対義語:辛い
  • アルパインクライミング: さまざまな定義があります。このサイトでは「より困難な方法で山に登る」と定義しています。同義語:アルパイン
  • RCCボルト: 昔の支点。
  • アンダー : 下から上に引くように持つホールド、またはそのムーブ。同義語:アンダークリング
  • 岩場 (いわば): 自然の岩があるクライミングエリア、クラッグ。
  • インカット: 指がかりが良いように内側にえぐれているホールド。
  • 打ち込む (うちこむ): 難しいルートや課題に繰り返しトライすること。
  • ウィップラッシュ現象: カラビナが衝撃を受けたときに、ゲートが瞬間的に開く現象のこと。
  • エイドクライミング: アブミなどの道具に体重を預けながら登ること。なるべく道具に頼らず登るフリークライミングの対義語。同義語:人工登攀
  • エイト環(エイトかん): 8の形をした下降器。
  • エイダー: はしご状の登攀器具。類義語:アブミ
  • エッジング: クライミングシューズのつま先部分を押し付けるようにすること。
  • ATC: ビレイ操作に使用する器具のこと。同義語:ビレイデバイス
  • お助け紐 (おたすけひも): ロープ登高や自己脱出、難しい個所に補助的に使う細いロープやコードの俗称。
  • オブザベ: 登る前にルートや課題を下から観察してムーブや手順を考えること。同義語:オブザベージョン
  • オフウィズス: 体が入りきらず、手足のジャミングも効きにくい中途半端な幅のクラック。
  • オーバーハング: 垂直よりも傾斜が強い(手前に倒れている)壁。同義語:ハング、被り
  • オンサイト: 事前の情報なし(他の人の登りを見ない、アドバイスを受けない)で、最初のトライで完登すること。

【か行】

  • カウンターバランス: 体の回転を抑えるために、手足や体を壁から離してバランスを取ること。
  • 回収 (かいしゅう): 登り終わったルートに残したクイックドローなどを回収することや、トップロープの支点を解除して下降すること。
  • 解除(かいじょ): ビレイヤーにビレイを解除してもらうためのコール。ビレイ解除の略。
  • 核心 (かくしん): ルートや課題の中で最も難しい部分。
  • 課題 (かだい): ボルダリングで登るコースや設定。
  • カチ: 指先(第一関節や第二関節)で保持する小さなホールド、またはその持ち方。同義語:クリンプ
  • ガチャ類: クライミングのギアのこと。
  • ガストン : ホールドを横から掴み、肘を高く上げ、外側に押し出すように力をかける持ち方。
  • ガストンピンチ: ピンチホールドをガストンの形で持つこと。
  • ガバ: 大きく持ちやすいホールド。同義語:ジャグ
  • 被っている(かぶっている): 壁がハングしているということ。対義語:寝ている
  • カム : 岩の割れ目にセットして支点を作るプロテクション(保護器具)の一種。同義語:フレンズ、キャメロットなど
  • カムローブ: カムの岩に設置する部分のこと。材質や形状はモデルによって異なる。
  • カラビナ: ロープやスリングなどを接続するための金属製の環。
  • 辛い (からい): グレード(難易度)が、表示されている数値に対して難しく感じられること。→対義語:甘い
  • ガルバニック腐食:種類の異なる金属を長年接触させると腐食する現象のこと。ステンレスのボルトと、アルミのハンガーの組み合わせで起こっている物をたまに見る。
  • 花崗岩 (かこうがん): クライミング対象となる岩の種類の一つ。硬く、フリクションが効きやすいとされる。
  • 完登 (かんとう): ルートや課題を最後まで登りきること。
  • カンテ : 壁の角の部分。同義語:アレート
  • ギアラック: ハーネスの側面についている、クイックドローなどのギアをかけるためのループ。
  • キャンパ : 足を使わずに腕の力だけで登ること。またはそのためのトレーニングボード。同義語:キャンパシング
  • 級 (きゅう): ボルダリングなどで使われるグレード表記の一つ(数字が小さいほど難しい)。
  • キョン: クライミング中に、片方の膝を内側に曲げて体を安定させるテクニック。
  • キンク: ロープのねじれのこと。キンクが発生する原因はさまざま。
  • クイックドロー: 2つのカラビナを短いスリングで繋いだもの。リードクライミングでボルトとロープを繋ぐ。同義語:ヌンチャク
  • クールダウン: クライミング終了後に行う整理運動。簡単な課題を登るなど。
  • クラック: 岩の割れ目。同義語:節理
  • クラッシュパッド : ボルダリングで地面に敷き、墜落時の衝撃を吸収するマット。同義語:マット
  • グラウンドフォール: ロープを付けて登る際に、墜落して地面にあたること。トップロープでも、登り始めはグラウンドフォールの可能性はある。同義語:グラウンド
  • グラウンドアップ: ルートを開拓する際に、地面から開拓していくこと。今にも落ちそうな姿勢でボルトを手で打ち込みなが開拓する。労力、精神力、技術のすべてが必要。対義語:トップダウン
  • クライマー: 登る人。
  • クライミング: 岩や壁を登る行為全般。
  • クライミングシューズ: クライミング専用の靴。
  • クライミング / 登ります: クライマーが登り始めることをビレイヤーに伝えるコール。
  • クライムダウン: 崖などを、手と足を使って降りること。ロープをつけた状態で、ロープに体重を預けずに降りる場合にも使う。
  • クライムオン / どうぞ: ビレイヤーがクライマーに登り始めて良いことを伝えるコール。
  • クラッグ: 岩場のこと。商品名にクラッグが付いた物は、岩場で使うことを前提に考えられた商品が多い。
  • クリッピング (クリップ): リードクライミングでロープをクイックドローにかける動作。
  • クリンプ: 指先(第一関節や第二関節)で保持する小さなホールド、またはその持ち方。同義語:カチ
  • クリーンクライミング: 岩をキズつけずに登ること。
  • グレード: ルートや課題の難易度を示す指標(5.10a、三段、4級など)。
  • グレード感 (グレードかん): 公式グレードに対する、個人的な体感難易度。
  • クロス : 片方の手を、もう片方の手を越えて次のホールドを取りに行く動き。同義語:クロススルー
  • グリグリ: ペツル社製のブレーキアシスト機能付きビレイデバイスの商品名。同種デバイスの代名詞としても使われる。
  • 結晶 (けっしょう): 岩の表面にある小さな、しばしば鋭い鉱物の結晶。ホールドとして利用される。特にスラブを登る際は重宝される。
  • ケミカルアンカー: 接着剤でボルトを岩に固定したアンカーのこと。正しく施工されたケミカルアンカーは最も強固で耐用年数も長い。
  • ゲレンデ: 練習する場所のこと。岩のゲレンデや、スキーゲレンデなど。
  • 限定: ルート上に、使ってはいけない場所やホールドなどを決めていること。
  • 懸垂下降: ロープを使って降りること。同義語:ラペル
  • コーナー (ダイヒドラル): 壁が内側に凹んで角になっている部分。
  • ごぼう: ごぼうを引き抜くようにロープを握って登ること。ごぼうをして登った直後はロープがたるむので、注意が必要。
  • ゴール: 指定された終了ホールド。両手で保持するなどの終了条件がある。同義語:終了点
  • コンペ: クライミングの競技会。同義語:コンペティション

【さ行】

  • サイドプル: 横から引くように持つホールド、またはそのムーブ。
  • ザイル: クライミングロープのこと。
  • 砂岩 (さがん): クライミング対象となる岩の種類の一つ。もろい場合もあるが、独特の形状を持つことが多い。
  • 三本指ポケット (さんぼんゆびぽけっと): 指が三本入るポケットホールド。
  • 残置: 岩場に取り残された人工物のこと。懸垂下降時に使う捨て縄などや、回収できなくなったカム、忘れ物など。
  • シェイクアウト: レスト中に腕をぶらぶら振って、前腕の疲労(パンプ)を回復させようとすること。同義語:シェイク
  • シットスタート: 主にボルダリングで、お尻が地面についたような状態から登りだすこと。
  • シュリンゲ: スリングのこと。
  • ジャグホールド: ガバホールドのこと。
  • シークエンス: ルートや課題を登るための一連の動き、手順。同義語:ムーブ
  • シャンク: 靴底を固くするための靴のパーツ。クライミングシューズのソールの硬さはシャンクの硬さも関係する。
  • ジブス: ジムの壁についている非常に小さな突起状のフットホールド。
  • ジム: 人工壁のあるクライミング施設。同義語:クライミングジム
  • 常連 (じょうれん): 特定のジムや岩場に頻繁に通うクライマー。
  • 人工登攀(じんこうとうはん): エイドクライミングのこと。
  • 人工壁: 人工的に作られたクライミングの壁のこと。対義語:自然壁
  • シンハンド: フィンガーよりも広く、ハンドよりも狭いサイズのクラックのこと。
  • スクイーズチムニー: 体が入るサイズのクラック。
  • スタティック: 体の振りを抑え、バランスを保ちながら安定して、ゆっくりと行うムーブ。
  • スタティックロープ: 伸びにくいロープのこと。荷揚げやフィックスロープで使われる。対義語:ダイナミックロープ
  • スタート: 指定された開始ホールド。課題によって両手、片手、足の位置などが指定される。
  • スタンス: クライミングで足を置くホールドや、足の置き方など。同義語:フットホールド
  • スタッキング: ハンドジャムなどをクラックに利かせること。
  • ステミング: コーナーなどで、両手両足を広げて壁に突っ張るようにして登るテクニック。
  • スピードクライミング: 決められたルートを登る速さを競う競技。
  • スポートクライミング: あらかじめ岩に設置されたボルトにクイックドローをかけながら登るリードクライミングのスタイル。→対義語:トラディショナル(トラッド)クライミング
  • スポッティング: ボルダリングで、クライマーが墜落した際に、頭部など危険な箇所からの落下を防いだり、安全な体勢でマットに落ちられるように補助したりすること。同義語:スポット
  • スラブ: 垂直よりも緩やかな傾斜(奥に倒れている)の壁。岩の表面が滑り台のようになっているものが多い。
  • スラック: クライマーがロープのたるみを要求する際のコール。同義語:ロープ出して、ロープ
  • スリング: テープ状の短いロープ。支点構築やヌンチャクの部品として使われる。同義語:ランナー
  • スローパー: 掴むところがなく、手のひら全体の摩擦で押さえつけるように持つ、丸みを帯びたホールド。
  • スローパーカチ: 全体的に丸みを帯びているが、わずかにエッジ(カチ部分)もあるホールド。
  • スメアリング: ホールドがない場所で、足裏全体を壁に押し付けて摩擦を利用して立つテクニック。→類義語:スメッジング
  • 正対: はしごを登るように、身体が壁に向いている状態や動作のこと。初心者に多い。
  • セカンド: マルチピッチなどで、2番目に登る人。同義語:フォロー、フォロワー
  • セッション: (特にボルダリングで)仲間と一緒に登ること、練習時間。
  • セルフビレー: ロープやスリングなどで、自分の身体を落ちないように自分で確保すること。
  • 石灰岩(せっかいがん): クライミング対象となる岩の種類の一つ。水による侵食でポケットや鍾乳石状の形状が多い。

【た行】

  • ダイノ: 遠いホールドへジャンプして取りに行くムーブ。同義語:ランジ
  • ダイク: 帯状になった岩のこと。
  • タイオフ: スリングの結び方の一つ。木やハーケンなどの根元にスリングを結ぶ時に使う。
  • ダブルダイノ: 両手を同時に離してジャンプし、ホールドを取りに行くダイノ。
  • 段(だん): ボルダリングなどで使われるグレード表記の一つ(数字が大きいほど難しい)。
  • チッピング:意図的に岩を削ること。最も嫌われる行為。
  • チムニー: 体が入るサイズのクラックのこと。
  • チョーク:クライミング時に使う、専用の滑り止め。
  • チョックストーン:詰まった石のこと。サイズはさまざま。クラックや凹角に多い。
  • つるべ:マルチピッチで、ピッチごとにリードを交代して登ること。
  • テンション: クライマーがロープにぶら下がって休みたい時などに、ロープを張ってもらうようビレイヤーに要求するコール。
  • ディエードル: 凹角やコーナーのこと。
  • ディッセンダー:下降器のこと。対義語:アッセンダー
  • デッドハング: ただぶら下がること。特にトレーニング方法を指すことが多い。
  • デッドポイント: 体の動き(振り)が止まる一瞬(無重力点)を利用して、次のホールドを掴みに行くムーブ。
  • テンション:ロープに体重を預けること。また、ロープを張ること。
  • トップロープクライミング: あらかじめ終了点にロープがセットされており、そのロープで安全確保された状態で登るスタイル。同義語:トップロープ
  • トップダウン: 終了点から懸垂下降をしながらルート開拓すること。対義語:グラウウンドアップ
  • トラッドクライミング: ボルトなどの人工的な支点がなく、カムやナッツなどのナチュラルプロテクションを自分で設置しながら登るスタイル。対義語:スポートクライミング 同義語:トラディショナルクライミング
  • ドライツーリング: アイスクライミング用の装備(アックスやアイゼン)を使って岩場を登ること。
  • トラバース:横へ移動すること。さまざまな場面で使う。
  • ドロップニー(キョン): 片方の膝を内側に落とし込み、腰を壁に近づけて体勢を安定させたり、リーチを伸ばしたりするムーブ。
  • トゥーフック: 足の甲やつま先をホールドに引っ掛けて、体を引き寄せたり、体の振られを抑えたりするテクニック。

【な行】

  • ナッツ: 岩の割れ目に詰めて支点として使用する、金属製のクサビ形のプロテクション。同義語:チョック
  • 二本指ポケット(にほんゆびぽけっと): 指が二本入るポケットホールド。
  • ニーバー: 壁とホールドの間などに膝から太ももあたりを挟み込み、足で突っ張ることで体勢を安定させるテクニック。レストにも使われる。
  • ヌンチャク: クイックドローの俗称。同義語:クイックドロー
  • ながヌン:長いヌンチャクのこと。ロープの流れが悪くなりそうなところで使う。

【は行】

  • ハーネス: ロープクライミングで、ロープを体に結びつけるための道具。
  • ハーケン:岩に打つクサビのこと。同義語:ピトン
  • ハイステップ: 足を高い位置のホールドに上げること。
  • 敗退 (はいたい): 目標としていたルートや課題を登れずに、その日のクライミングを終えること。
  • バックステップ: ホールドに対して、体の側面を向けるように足を置くことで、腰を壁に近づけやすくするスタンス。
  • ハリボテ: ジムの壁に取り付けられた、ホールドを兼ねることもある大きな構造物。同義語:ポテ
  • パーミング: 手のひらを壁やホールドに押し付けて摩擦を利用するテクニック。
  • パンプ: 登り続けて前腕の筋肉が疲労し、張って力が入らなくなる状態。「ヨレる」とも言う。
  • ハンドクラック: 手(手のひらや甲)を差し込んでジャミングできる幅のクラック。
  • ハンドジャム: 手のひらと甲をクサビのように使い、クラックで保持力を得る方法。
  • ハングドッグ:ロープにぶら下がること。
  • バンド: 帯状になっている地形のこと。
  • ビレイ:ロープを操作してクライマーの安全を確保すること。
  • ビレイヤー (Belayer): ビレイを行う人。
  • ビレイデバイス: ビレイ操作に使用する器具(ATC、グリグリなど)。
  • ビレーループ: ハーネスの前面にある、ビレイデバイスやロープを結びつけるための強度が高いループ。
  • ビレイオン? / お願いします: クライマーが登り始める前に、ビレイの準備ができているかビレイヤーに確認するコール。
  • ビレイオン / 確保よし: ビレイヤーがビレイ準備完了をクライマーに伝えるコール。
  • ビレイ解除 / オフビレイ: クライミング終了後、ビレイを解いてもらう際に使うコール。
  • ヒールフック: かかとをホールドに引っ掛けて、体を引き付けたり、バランスを取ったりするテクニック。
  • ピンチ: 親指と他の指で、物を挟むように持つホールド、またはその持ち方。
  • ピンクポイント: トラッドルートで、あらかじめプロテクションをセットして落ちずに登りきること。類義語:レッドポイント
  • プアプロテクション: 墜落を止めれるかどうか怪しいプロテクションのこと。
  • フィンガークラック: 指が入る程度の細いクラック。
  • フィンガークリップ: カラビナを中指で押さえ、人差し指と親指でロープをクリップすること。
  • フィックスロープ: ロープを固定すること。
  • フィストクラック: 握りこぶしが入る幅のクラック。
  • フリークライミング: 自分の手足の力だけで登ること。ロープやギアは安全確保の目的にのみ使用する。
  • フラッギング: バランスを取るために、片足をホールドから離して後方や横、時には前方に伸ばす動き。
  • フラッシュ: 事前に他の人の登りを見たり、アドバイスを受けたりした上で、最初のトライで完登すること。
  • フリーソロ: ロープをつけずに一人で登ること。
  • フリクション: 摩擦のこと。湿度などにより、岩と手や靴とのフリクションが異なる。
  • プロジェクト: ルートを開拓している途中のこと。完成していないルートは登らない方がいい。
  • プロテクション: ボルトなどの支点のこと。カムなどの回収ができるものは、ナチュラルプロテクションと呼ばれる。
  • フレーク: 岩から薄く剥がれかかっているような形状の部分。
  • ヘルメット: 落石や墜落時の衝撃から頭部を保護するための装備。
  • ベータ: ルートや課題の攻略法、ムーブや手順の情報。
  • 保持力(ほじりょく): ホールドを掴んで体を支える力、特に指の力。
  • ボテ(ハリボテ): ハリボテの別称。
  • ボディビレイ: 確保器を使わずに身体でビレイすること。確保器をビレイループで使うビレイのことも、ボディビレイという。
  • ポケット: 指が入る穴状のホールド。
  • ボルダリング: ロープを使わず、比較的低い岩や壁を登るクライミングのスタイル。安全確保にはマットを使用する。
  • ボルトラダー: ボルトが連打してあること。昔はボルトを連打し、アブミを架け替えて登っていた。
  • ボリューム: ハリボテの別称。主に英語圏で使用。同義語:ボテ、ハリボテ
  • 本チャン: ゲレンデではなく、本番のこと。

【ま行】

  • マイクロカチ: 極めて小さいカチホールド。
  • マスターカラビナ: ビレイステーションなどで複数の支点を一つにまとめるための中心となるカラビナ。
  • マッチ: 同じホールドに両手、または両足を揃えること。
  • マット: クラッシュパッドの別称。
  • マルチピッチ: 複数のピッチがあるルートのこと。
  • マントル: ホールドを押し下げて、腕の力で体を上に持ち上げ、棚のような地形やボルダーのゴールなどに乗り込む動き。同義語:マントリング
  • ムーブ: 登るための特定の動き、テクニック、または一連の動作。

【や行】

  • ヨレる: 疲労で力が出ない状態。特に前腕がパンプしている状態を指すことが多い。同義語:ヨレヨレ
  • ユマール: ロープ登高器のこと。アッセンダーの一部。もともとユマールは商品名だった。
  • ユマーリング: アッセンダーを使ってフィックスロープを登ること。

【ら行】

  • ランナウト: リードクライミングで、最後のプロテクションからの距離が長く、墜落した場合の落下距離が大きくなる状態。
  • ラペル: 懸垂下降のこと。ラペルリングとは、懸垂下降で使うリングのこと。
  • ランニング: リードの途中にとるプロテクションのこと。
  • リードクライミング: クライマー自身が登りながらロープを支点(クイックドロー)にかけていくクライミングスタイル。
  • リソール: 靴底を張り替えること。
  • リップ: ルーフの先端や、ボルダーの最上部の縁。
  • リッジ: 岩が鋭く長く飛び出している部分のこと。
  • リード: ロープをプロテクションにかけながら登ること。
  • リービテーション: ジャミングを組み合わせて、両手でスタッキンさせること。
  • リングボルト: リング状になっているプロテクションのこと。昔の支点なので、強度は信用ならない。
  • リンクカム: 通常のカムよりも、有効範囲が圧倒的に広いカム。かつて、オメガパシフィック社が販売していた。
  • ルート: ロープクライミングで登る、設定されたコース。
  • ルーフ: 地面とほぼ平行になるほど傾斜が強い壁。同義語:オーバーハング
  • レスト: 登っている途中で、ホールドやスタンスが良い場所で一時的に休むこと。
  • レッドポイント: 何度かトライした後に、墜落やテンション(ロープにぶら下がること)なしで、最初から最後まで登りきること。
  • レイバック:
  • レッジ: 狭い岩の棚のこと。
  • ロワーダウン / 降ろして: クライマーが下降したい時にビレイヤーに伝えるコール。
  • ロック! / ラーク!: 落石や物を落とした際に、下にいる人に危険を知らせるための叫び声。
  • ロープ: クライマーの安全確保に使われる専用の紐。
  • ロープアップ!: 懸垂下降後などに、ロープを引き上げていることを周囲に知らせるコール。
  • ロープドラッグ: ロープが流れないこと。
  • ロープバーン: ロープによるやけどのこと。
  • ロワーダウン: ビレイヤーに降ろしてもらうこと。
この記事を書いた人
岩と沢さん
岩と沢さん
この記事を書いた人
■JSPO山岳コーチ2
■JSPOクライミングコーチ1
■元登山ガイドステージⅡ
■元登山用品店のショップ店員だった僕。
■WEBライターとしても活躍中

山に登る事と、新しいギアを山で試すことが好きです。
ライターの仕事依頼、お待ちしております!
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